科学サークル大黒屋 その2

三重県理科の教科研究や地域での科学ボランティアを行うサークルです。科学教育協議会会員が中心となって会を運営しています。教科研究、実験工作交換会、理科の出張授業、地域工作教室など「何でもやってみよう」の精神で活動しています。現在大黒屋は「県生涯学習センター」など各地公民館でサイエンス講座をしています。ホームページはここ!http://www.mecha.ne.jp/~hitoshijin/ 質問,連絡は sci.daikokuya■gmail.com まで(メールの際は■を@に置き換えてください)

出前講座ご希望の学校の方へ
●三重県生涯学習センター文化体験プログラム・科学(http://www.mecha.ne.jp/~hitoshijin/)にお問い合わせください。

●科学サークル大黒屋へのお問い合わせはメールで
sci.daikokuya■gmail.com まで(メールの際は■を@に置き換えてください)

「ゴムの性質」と「虫の好きな電球」の
二つのテーマをいただいたので
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前半に「割りばし利用の輪ゴム鉄砲工作」と
後半「虹実験から虫の好きな電球色」の二つのテーマとしました。
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一学年1クラス16人の小学校三年生。
早朝から保護者の方10名のお手伝いがあってたいへん助かりました。
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輪ゴムを三本、割りばし6本を一人に配布して
輪ゴムを引っ張って伸ばし、手をはなすと元の形に戻るんです。
「他にこんなものあるかな?」
バネ! ボール!フーセン、人の体、スポンジ・・
バネ三種を用意して「それぞれ伸び方が違うよね」

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一番よく伸びるバネはどれかな?

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おもりの重さを倍にするとどうなるかな

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規則正しく伸びてくれるので秤に使ってるよ

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全く伸びを感じさせないバネもあるんだよ。
でもね車の重さがかかると少し動く強いバネだ
みんなにさわってもらいました。
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割りばしを組み合わせて、三本の輪ゴムで留めれば
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ゴム鉄砲工作開始
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ゴム鉄砲完成
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的あて競争
ぬいぐるみ目掛けで発射!(6mくらい飛ぶんです)
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二時間目は虹実験から
虹ビーズを使って教室内で虹の観察
虹はまん丸で、さわれなくて、近づくと遠ざかる
頭の中に存在するモノ
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虹はまん丸で一番外側に赤い色の光がやってくるを確認しました。
親子でメガネ工作をして
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メガネ完成
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二つの電球の色を比べながら
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どっちの電球が虫が好きな色なんだろう?
たっぷりと時間をかけて討論しました。
多くの児童が発言して、結論は?
先ほど作ったメガネで色の光を比べてみました。
「アレー!左の明るい電球には紫色がなくなってる!」
「すごーい、よく観察しましたね」
「この左の電球が入っていた箱にはね、虫が寄ってこない電球と書いてあるんだね」
「ひょっとして紫色の光が関係してるのかな」
「夜にためしてみるといいね」
ちなみに普通の電球の光をメガネで見てみよう!
「本当だ、ちゃんとムラサキの色の光が入ってる」

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小学3年生が親子と一緒に工作と実験
小規模学校の素晴らしいメリット
あちこちで小規模校の統廃合が進んで
バスで通学なんてこともあるらしい
PTAがなくなっていく現実もあって
今日は子供たちの興奮と感動の声に
いい時間を過ごすことができました。

モビール工作

今回工作の見本。
小学生低学年が多いので四つのつるすモノをかわいくて
色のあるものを100均などから選んでみた。
【準備】
つるすモノ4種
1.カラーボール(100均)

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竹ひごに糸でつるすわけだから、
このカラーボールに細い針金を通してフックをつけた。
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2.昔めんこ(ネット販売より購入)
昭和の時代に人気のあった、江戸期からの剣士や相撲取りなど有名人のめんこ
裏面が真っ白いものだから、両面テープで二枚のめんこを貼り合わせて
見場の良いものにして、上部に糸でつるすための穴をドリルで開けた。

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3.スーパーボール(ネットで購入)
いろいろな種類が混入しているので
それなりに重さが同等になるように小さいボールは二個針金でつないだ。
スーパーボールに針金を通すには、ニッパーで細い針金を5mmづつさしこんで
最後はフックを作る。
(底の部分は抜け落ちないよう鉤形を作り埋め込みテープでおさえた)

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4.ハート形・星形飾り(100均)
100均のイベントコーナーで購入したが、厚紙製で軽すぎるため
重さを増やすためにスーパーボールなどを一個つないだ。
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5.結び目がほどけやすい水糸は使わないようにして、
木綿糸を用意した。
【実験】
児童公園にあるシーソーの話を持ち出して、
重い子ど軽い子が”ぎっこん・バッタん”できるように
重い子は回転の中心近くに座り、
軽い子は中心から遠いところに座ることで
ぎっこん・バッタんできることを確認して
実験へ
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モーメントの実験機におもりをつるして
シーソーの原理を試してみました。

【工作へ】
一本の長い竹ひごをカッターナイフで切った。
ニッパーで切ると、切り口がつぶれるので避けた。
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①四種の吊り下げモノの中から二つを選び糸でつるす。
②この二つを一本の竹ひごの両端に結ぶのだが、
一つの工夫を提案した。
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それは竹ひごの両端に2cm長さに切った両面テープを巻き付けるのです。
両面テープの白い紙はきれいに外れ
両面テープののり面だけが竹ひごにまきつくのです。
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そののり面に木綿系の糸を巻き付けて、最後はセロテープで
糸がほどけないように押さえて固定します。
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以上の方法で39人のほとんどが自力で
竹ひごの両端にモノを吊り下げることができました。

最後に竹ひご両端に二つのモノが釣り下がったら
指で竹ひごのセンターを探します。
(微妙なバランスをとるのが子ども達は上手でした)
指で探し当てたセンターに鉛筆で印をつけて、
そこに両面テープののり面を巻き付け
そこにタコ糸を巻き付け、テープで固定して出来上がり!
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小中二本の竹ひごに合計4個のモノを吊り下げたら
最後は長い竹ひごに小中の竹ひごをつるして出来上がり!

小学生にはむつかしいと思われましたが、みんな上手に完成させました。

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今回の課題
●CDコマづくり
●ストロボ効果実験
●ジャイロ効果実験
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手始めにいろいろなコマの紹介。
おみくじコマ、相撲コマ、地球ゴマ、
逆さゴマ、唸りごま、めんこゴマ、電動ゴマ、
鉄枠ゴマ、超精密ゴマ、三角ゴマ、ヘビゴマ、
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逆さゴマ、地球ゴマ、ヨーヨーへの興味と関心が強かったですね。
逆さゴマをみんなで触ってからCDコマの製作へ
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CD面に自分の好きな絵を描いていきます。

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全員が描き終わるまでに、階段下の暗室を利用して
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ストロボ効果実験を4人づつ部屋に呼んで実施。

プロペラがストロボ下で見え方が変化するのを確かめてから
自分でお絵かきしたコマをストロボで観察して
見え方の変化を楽しみました。


全員がCDコマを完成させて、コマの回し方の練習!
練習が終わったら「コマ回し大会」です。
携帯のタイマーで秒単位の時間を大きな掛け声で測っていきます。
コマがまわっている間、子供は片手を上げたままにしておくのです。

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予行演習を行い、最後は本番へ!
なんと最高は100秒までいったのです。すごーい!
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最後はジャイロ効果実験へ
「回転していないコマは素直な性格、しかしコマが回転を始めると
突如性格が変わるのです。
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親の言うことを素直に聞くことができない
いわゆる”イヤだ、いやだ”君の性格に変貌してしまうのです」
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環境問題を積極的に扱うイオンチアーズクラブさんから
テーマを「鳥」にサイエンス講座を承りました。

そこで磁石を3個使った工作「キツツキ君」を作成して
鳥・キツツキ(ゲラ)の各部位の設問集と
「鳥はなぜ飛ぶのか」
「鳥はどのようにして飛ぶことができるのか」
を副題として設定しました。

まず磁石のお話から
講座が始まる前から配布された一個の磁石
教室あちこちを歩いて、磁石にくっつくモノを探し回ってもらった。

磁石のN極とS極の存在はみんな知っていたが、
N極が地球の北の方に向くということを初めて知ったようだ。
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「N極って北=Northの意味なんだ」
すぐにN極にシールを貼ってもらい、お隣の子の持ってる磁石と
くっつけあいして次々と自分の磁石のN極を決めていった。

用意されたキツツキの形を切りそろえて
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キツツキに自分の好きな色を塗っていく
工作用紙から二本の筒を作って
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三顧の磁石がどのように配置されているのかを
実験から見て学んで
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キツツキ君の完成!
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この地方では見かけることが少ないキツツキですが
くちばしや足は尾などについて質問コーナーを持ちました。
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だんだんと鳥への理解が深まったところで
「鳥はなぜ飛ぶんのかな」と問いかけると
たちどころに手が上がって「旅をするから」
「敵から逃げるため」
「高いところで子育てするから」
「餌をうまく取るため」
そうね!鳥の体(骨)は軽く、骨が箱型になっていて
強い胸の筋肉を持ってるんだね
飛び方もいろいろあるね
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ここまで来たら次々と自分の知ってる鳥についての発言が次々と
カラス、スズメ、ハト、ガン、カモメ、
ツバメ、ハヤブサ、ニワトリ、ハチドリ・・・
もうみんな鳥博士!
大盛況でした。

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全員にCD一枚を配布!
すぐに机の上でお絵かきが始まりました。
たくさんの人数なので、
テーブルごとにホットボンドの作業を行いながら
お絵描きが進行していきます。
高学年の子はイラストがうまい!
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絵が描けたらコマ回し大会開催。
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会を重ねるとだんだん上手にmわせるようになります。
ひと回し80秒が最高でした。
このあと体育館へ
「どうしてコマは一本足で回るのかな?」
コマが回転していると””いやだいやだ君”の性格が出てきてね!
回転が止まろうとすると”いやだ”が起こって回り続けるんだね。
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自転車の車輪を回すとその”いやだ”の性格が手に伝わってくるね。
片手を離して車輪を水平にしようとすると
激しく抵抗してくるのが手に伝わってよくわかるね!
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コマのあとは巨大空気砲で大絶叫となりました。


空気の科学
小学生15人で講座を行いました。
私たちの周りを取り巻く空気の存在を確認してから
フーセン遊びから
(動画は他の小学校での撮影)

どこに飛んでいくのかわからないフーセン!
フーセンをヘアードライヤえ浮かせたり
レコード盤を使って床に落下させるなど
しっかり遊んでから

「なんでフーセンはとんでいくのかな?」の疑問を与えつつ
空気の質量実験へ
半分くらいの子が空気には重さがないと思っている
実験開始
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自転車の空気入れで缶に空気を詰めて重さを測ると118g
空気を抜いて缶の重さを測ると116g
「わーやっぱり空気には質量(重さ)があるんだね」
「重さがある空気をフーセンから後ろに飛び出させるとフーセンが前に飛んでいくんだね」
次はストロー吹き矢の工作
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できた人から的あて競争
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次の工作はヘリコプター

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会館ロビーの階上から落下させると
それはそれはきれいにくるくると回って落ちていきます。
同時に落下傘も階上から落としてもらいました。
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空気を包み込んでゆっくりと落ちていきます。
部屋ではヘロンのエンジンやフイゴも試してもらいました。



ゴミ箱で作ったエアーバズーカで人の顔や風車に空気をあてて

夏休みの自由研究として
段ボール空気砲のつくり方や遊び方、研究の仕方など
お話ししました。
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講座の最後はふれあいホールに移動して巨大空気砲
大いに楽しみました。
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以上2時間

物理基礎の力学実験講座

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力学全体を俯瞰できる(?)チャートを作って配布。
力学は見えないものを矢印にして見える化しなきゃならないよ!
矢印を用意してスタートしました。
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スタートは慣性の法則実験
CDを7-8枚重ねて「エアースライダー」を作ってもらいました。
慣性質量を上げるためです。
エアーポンプでフーセンを膨らましてCD枚重ねを押すと

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まさつを少なくさせて、一直線にスライダーが走ります。
力が前方に作用してなくても走り続けること。
この慣性を感じ取ることが力学・運動の要だと思います。


慣性の次は加速度
加速度は速度の変化ですから人間の感性から察しが付くのですが、
正確に向きと大きさを実感するには加速度計が必要です。
水の中に浮かんだウキの傾きから加速度の向きと大きさを感じ取ることができます。
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このウキの動きで加速度を感じ取り
正確な加速度計で重力の加速度の値を知ります。
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高いところから重いものと軽いものを同時に落として
重いものも軽いものも同時に落ちることを感じてもらって
自由落下運動を学びます。
反射神経の時間を自由落下運動から測定できるあそびをしてから
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モンキーハンティング実験へ(実験道具は舘伸幸氏提供)
放物線運動と自由落下運動を作図から学び実験へ

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お猿に見立てたボールを天井からぶら下げます。
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F=maの運動方程式を導入して
1Nの力をニュートン秤から感じ取ります。
新しいバネばかりは単位がN(ニュートン)になっていますから。
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次に古い単位KgwとNとの関係を学びます。
重力加速度9.8を使うと
質量1Kgの物体にはたらく重力は1Kgw=9.8Nが理解できますね。
力と圧力の関係はこの実験から
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最後はモーメント入門のためにモビールから
バランスの妙を12個の質問実験から感じ取ることができました。
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これでモーメントの本格的内容に入っていけます。
以上2日間4時間


夏休みサイエンス講座第一弾!

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講座の前に用意したくだもの・
野菜(ムラサキキャベツ)をみんなに切ってもらった。
「包丁が使える子は手伝って!」の呼びかけに
10人以上が並んで「早く早く!」
皆さん包丁の使い方上手!
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まず最初はイソジンで色を茶色にして絵の具の色を隠した液体に
ビタミンCをふりかけるときれいな色水があらわれて
全員色変化のとりこに!
「少しのビタミンCをなめてもいいよ!」
「わー!おいしい」
ビタミンCをほんの少しコップに振りかけると
「わーきれいな色になった」
白色、緑色、赤色、黄色、緑色の五色になりました。

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液体の中でイソジンの色を表す粒が、ビタミンCと
化学反応して色がなくなったんだね!
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質問
「色がなくなったイソジンはうがい薬として使えますか?」

この実験が終わった時
100均の玩具「カプセルを水中に入れるとおもちゃが現れる」が
水で溶けるカプセルの不思議を話しました。
「水はほとんどのモノを溶かすことができる母のような水なんだね」
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カプセルから現れた飛行機?

どんな人間も明るい性格と暗い性格があるように
液体には酸性とアルカリ性の二つの性格があって
「液性」といって洗剤の容器の裏に小さく書いてあるので調べてみてね
切ってもらったムラサキキャベツをコンロでにて
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取り出したムラサキの液体つかって実験です。
「キャベツのおいしいにおいがする!」
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ムラサキキャベツの液に強酸と強アルカリを入れて
両端に置き、
いろいろな液体や果物の汁をいれて
色の変化を楽しみました。
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「先生黄色に近い色が少ないんだけど?」
「そうね今日は果物の汁が中心だったよね。果物って甘酸っぱいから酸性になるんだね」
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「先生、ムラサキキャベツの紫色は酸性?アルカリ性?」

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小学生22人、液性(酸・アルカリ)入門講座でした。

NPOこどもアイデア楽工にて

安東小学校5年生、「空気で遊ぼう!」


〇空気を捕まえる
〇空気の質量を測る

〇風船飛ばし
〇ドライヤーで風船を飛ばす
〇ボードで風船を落とす 風船実験
〇エアーバズーカ
〇風力発電
〇熱気球
〇ダンボール空気砲
〇巨大空気砲
  ●二時間
20数名と少ないクラス、1年生から変わらないクラスの仲間と元気に空気を楽しみました。

〇空気を捕まえる
●「空気を捕まえて」の問いかけに全員が両手を囲んで空気を捕まえてくれました。
三つのビニール袋に空気を詰め込んで!
この固まり4Lくらいなんだけどなんて言うの?出ました!「かさ」そうだね!
空気には「体積」があります

〇空気の質量を測る
●自転車の空気入れで缶に空気を詰めて重さ’(質量)を測ってみると!1g
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●子どもに缶を両手で持ってもらって、「何か感じたら言ってね?」すると
「あったかーくなってきた」そうだよ!
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空気が缶の中で押し競まんじゅうして熱くなるんだね
以上から空気は体積と質量をもっているモノだね
今日に実験はこのことを頭において楽しんでください!

〇風船飛ばし
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二人一組になってフーセンを膨らませて飛ばします。なんで飛んでいくのかな?
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〇ドライヤーで風船を空中浮遊させる
4本のドライヤーを用意して4ヶ所で風船を空中に浮かべました。

〇ボードで風船を落とす 風船実験

レコード盤を全員に手渡して、フーセンを床に落としてみよう!実験です。
フーセンの上に板を置くのか?フーセンの下に板を置くほうのがいいのか?

●空気の流れができると、圧力の変化が生まれるんだね。
飛行機もそんな空気の流れで浮かんでるなんてすごいね!

〇ゴミ箱エアーバズーカ
ゴミ箱で作った二つの「エアーバズーカ」
「めっちゃすごい風が来る」「ぼくにも。私にもやって」
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〇風力発電
ペットボトルで作った風車に風を当てるとモーターで発電してLEDが点灯します。
各人が発電機をもって体育館を走り回りました。
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〇フイゴ
先生も子供たちも「フイゴ」の名前は知りません!
「これはね空気をかき集めてタンクに集め、それを吐き出して風車を回すんだね」
昔の製鉄にも使ったよ!

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〇風力発電
●ペットボトルで作ったプロペラに発電機をつけたものをもって走ります!
するとLEDが点灯するんです。風力発電です。
●空気が勢いよく通り過ぎるとプロペラが回転して発電するんです。

〇熱気球
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●ガスコンロの周りに20cm高さのガードを置いて
その上にビニールの袋が熱で溶けないように注意深くかぶせてしばらく待ちます。
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●だんだんとあったかい空気が袋に入ってきて、袋が浮き上がってきます。
手をはなすと体育館の天井まで上昇します。熱気球だ!


〇ダンボール空気砲(灯油缶空気砲)
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●子ども達が持ち寄った段ボール箱(すでに空気漏れを防ぐよう目張りがしてありました)
●段ボール箱空気砲!の見本を見てもらって、さあ!つくろう!
●出口の形を四角、三角などいろんな形にしてみましょう!と問いかけたら
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星形、ハート形が出てきました。
●煙発生機・スモークマシンを使って、各人に煙を箱の中に入れてあげます。
両手でダンボールをたたくと煙がポン、ポンと出てくるね!その形を見てね!
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「あっ、マルになって出てくる」
ローソクの炎を消したり、風車を回したりして遊んでから
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〇巨大空気砲
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●講座の前にお手伝いいただいて組み上げた巨大空気砲。(一辺90cmの立方体)
中にスモークマシンの煙を充満させて煙を天井高く打ち出します。
もう!大歓声!
●空に浮かぶ何個かの「煙ドーナツ」
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直接子ども達にも煙をぶつけて実感後「なんでドーナツになるのかな?」
みんなでお話合い!

〇講座を終わるにあたってまとめと質問コーナー!
●まとめは空気はモノです。なぜかって!体積と質量があるからね!
これで今日の実験を考え直してね!
●質問
空気は無色透明ですが、霧が白く見えるのはなぜ?
煙も白く見えるけどなぜ?
固体気体はわかるけど、片栗粉に水を入れてどろどろになったのは何というの?
E=mC2ってどういう意味ですか?

以上


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春が急にやってきた。
あまりにも急なので「鈴鹿桜の森」の桜はまだまだ。
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4月30日(土)はこの公園で「春祭り」
私たち「科学サークル大黒屋」はブースを出して
「虹色のぞきメガネ」(60個)を子供たちに差し上げました。
鶴田・伊藤・近藤と
鈴鹿医療大学のS君もお手伝いしてくれて
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「工作やってるうちにだんだんうまくできるようになってきた!」、
やってきた子どもはメガネを覗いて
「わー!きれい!虹だー」と
歓声を上げてました。

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公園広場で子ども達が参加していた凧あげを見ながら
「ああ戦時中、全国から集まった特攻隊訓練生も
ここでトンボと呼ばれた練習機に乗って飛んでたんだ」と
学生さんとお話ししながら・・・!

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赤嶺さんは園内の公園から
日本タンポポ、西洋タンポポ、シロバナタンポポを示して
皆さんに詳しく説明してくれました。

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春祭り:鈴鹿市戦争遺跡を守り・平和利用する会主催

カメラオブスクラ(暗箱)講座を受講しました。
講師は松原豊(写真家)http://matsubara-yutaka.com

今回の講座に用意された暗箱カメラは20台。
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カメラの原点であるレンズ(虫眼鏡)のみの木製の箱。
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この箱の上に乗せたトレース紙に、
レンズと鏡によって出来上がった像がカラーで映し出されて
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その像の通りに鉛筆でなぞると、写生が出来るというものです。
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中央に置かれた植物(スペティフィラム)が
このように写生できるのです。

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この木製の暗箱カメラは引き出し式になっており

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中箱にレンズ(写真右端)と像を真上に反転させる鏡(写真中央角度45度)
がセットされた頑丈なつくりになっています。
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小中高校での講座では、このカメラを使って子どもたちが
野外で校舎や校庭などを鉛筆を使って素描するそうです。
子供たちが箱の真上から乗りかかっても壊れない頑丈なつくりです。
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外では明るすぎて像が見えませんから
子ども達は光を通さない上着をかぶって鉛筆を走らせるんだそうです。
その間一心不乱で静寂が訪れるそうです。
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15世紀ごろからこのカメラは芸術家の間でよく使われたそうです。
参考:ウィキペディア・カメラオブスクラ

本物のカメラの登場

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黒い蛇腹の部分を取り除くと
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蛇腹の中には何もありません。
カメラは凸レンズと像を映し出す観光部分だけです。
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科学サークル大黒屋の「カメラ原理工作」も同じです。

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授業のスタートは日航機墜落事件から、
東京を出発したジャンボ機、
横田の制空権のない上空を避けて外洋へ、
再び日本列島山梨県上空で突如機内に雲が発生、
酸素マスクが天井から下りてきて
坂本九や、我が地元のキャビンアテンダントFさんが命を奪われた。
機内に雲ができたことは、機内の空気が高度1万mの外に
断熱膨張したことが原因なのだ。

断熱膨張でボトル内にできた雲
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液体窒素を製造する方法は、空気を180気圧にまで高めて、
9気圧くらいの部屋に一挙に噴き出させて断熱膨張させると、
液体空気ができて、液体窒素と液体酸素に仕分けるらしい。
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液体窒素の比熱は水の約1/4で,、かつ液の少しの粒ならさわっても問題ない。
すなわち熱容量が小さいということだ。
(小さな滴の周りに気体の層ができることもあって)
むしろ「液体チッソ危険」だと思って突飛な行動に出ないようにしてほしい。

温度は-196℃で沸騰している、
沸騰は高い温度だけじゃなく低い温度でも沸騰がある。
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液体窒素を運んでくる容器・ジュアー瓶には穴の開いたフタがあって、
たえず気化した窒素気体を外に排出している。
もしこれを容器に閉じ込めると、液体が気体になるとき約1000倍になるから
フィルムケース内に液体窒素をほんの少し閉じ込めると、爆発する。
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ケースのフタが天井まで吹っ飛んで、
教室内に鳴り響いた爆発音!
みんなびっくり!
(1モルの液体が気体になれば22.4リットルになる)

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長いフーセンを液体窒素にゆっくり沈めていくと、
完全にしぼんで、外気に当てると元の状態に膨らむ。
シャルルの法則による温度変化もだが、
フーセン内の酸素が冷やされて一挙に液体になるのも
体積減少の一因だ。
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試しに、缶をスタンドに取り付け、缶にLN2を入れると
管の外側に触れている空気中の酸素が、
LN2より沸点が10度高いため液体となって
管の外側から伝って下の瓶(試験管)に入る。
そこに火のついた線香を入れると、炎が大きくなって
液体酸素ができていることが分かる。

2019-12-10 14.47.07
水気を含んだ果物や豆腐・コンニャクは0℃以下で
水分が氷になって状態の変化が起こる。
みかんは一つの袋がLN2に冷やされて、
上から落下させると粒粒のオレンジになる。
これは粒粒の周りの薄皮と中身の果実の性質の違いが、
冷やされて明瞭になって現れるからだ。
2019-12-10 11.52.59

気体二酸化炭素をLN2中で冷やされている試験管の中に吹き込むと、
瞬時にドライアイスができて、昇華の実験としては最適。
上手に試験管からドライアイスを滑り出させると
こんな形で見ることができて、
放置すると液体にならず気体となって見えなくなってしまう。
2019-12-10 12.16.47

軟式テニスボールを冷やして高所から落下させると
「パリン」と音を立てて陶器のように割れる。
ゴムフーセンと違った高分子の性格があるのだろう。

3.0Vの電池で豆電球を点灯させたまま、液体窒素中に
電池を鎮めると電池の化学反応が止まって
豆電球が消える。
アメリカの時限爆弾処理班が液体窒素の瓶をもって
処理してる映画を見たことがある。

以上1時間の液体チッソ実験講座でした。







亀山市立川崎小学校にて「ハッピーメガネ」講座。
4年生70名(欠席10)の皆さんに実施しました。
グランドでは寒空の中1年生が凧あげに夢中になっていました。

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子ども達の反応は大変良く、適切な意見も数多くありました。
理科専科の先生が定期的に実験を行っていて
子ども達と討論している成果がうまく出ているなと感じました。
1.虹を見よう
子ども達がいままで見た虹をいっぱい出してもらいました。
●お庭に水をまいたとき
●プールでシャワーを浴びたとき
●CDの裏側
●シャボン玉
あっというまに虹の経験が出されました。
虹ビーズによる虹の観察を行って

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<クイズ1>
●虹の形は?

<クイズ2>
●虹の一番外側の色は?
虹がまん丸であることと
虹の一番外側の色は赤であることを
観察によって確実なものとしました。

<クイズ3>
●どうして外で見る虹はまん丸じゃないの?
素早くこたえる子がいました。地面の下に隠れてる!
傘虹で説明!
006


2.メガネ工作


3.メガネで光の虹を観察
マッチ一本の炎はあまりにも衝撃的で全員大声が出ました。
引き続いてローソクの炎にも大歓声
4-5本のローソクを見て”お誕生会”に早変わり
一月生まれの子ども達を前に
全員ハッピーバースデイの歌を全員合唱!
大盛り上がりとなりました。

<クイズ4>
●普通の電球を順次明るくしたり暗くしていくと
メガネで見た光の色がなくなったり生まれたりします。
みんなで色の光をチェックしました。
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(塔の一番上に電球がある)
この問いかけで子どもたちは自然と虹の色7色(6色)が認識できました。

<クイズ5>
●どっちが虫の好きな電球色
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明るい電球を選んだ子も暗い電球を選んだ子も半分半分
それぞれ選んだ理由を5人ほどに説明してもらいました。
なかなか上手な説明!
普通の電球の光塔の上の豆電球の光の違いをメガネでよーく再探査してもらいました。
でました答えが!
「あっ、この明るい電球に青や紫色がないよ」

最後はRGB
<クイズ6>
●赤色と緑色と青色のLEDを見て英語で色を答えて?
みんな英語はよく知ってます。
赤はRED、緑はGREEN、青色はBLUE!
まとめてRGBといって光の三原色だよ!

<クイズ7>
●全部同時につけると何色?
すぐに出た答えは、黒!
そうね絵の具は黒くなっていくけど
光は明るくなっていくよ
白色を認識してもらいました。

以上2時間でした。
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一部子どもたちのアンケートを掲載
(四年生)
●虹はゆがんだ円とおもっていたけど、まん丸だとわかりました。
朝と夕方が一番大きな虹であることが分かりました。
●虹の実験を見て、3Dのような立体に見えました。
どうして虹ができるのですか?
●虹は空で作られているんだと思っていたのですが、
目と脳から虹が見えてるんだと聞いて驚きました。
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<担当先生から>
●子ども達一人一人に声かけていただいたことがよかった
●子どもの反応を見ながら進めてくださった
●ていねいに教えてくださった
●見せるだけでなく体験の時間をとっていただいたことで
子ども達の興味をさらにひきつけていたと思います。
●子どもたちが飽きることなく様々な体験を入れていただいて楽しかったです。
●普段何気なく発見する虹の仕組みに焦点を当て、
子どもの興味を引いたことがよかった。
●子どもたちに理解できないこともありましたが、
虹の不思議について「へー」とか「このメガネを次の冬まで残しておこう」
だど興味を持っている生徒の様子が見られました。
●虹の仕組みを教えていただいたので、天気の良い日に
太陽を背にして水を放水させて虹を作ってみたいと思います。
●メガネをかけた瞬間に「おおー!きれい!」と感動する声が上がっていました。
初めて見る光景にとてもワクワクしている様子でした。「家族に見せたい」という子や
自主学習で光について調べている子がいました。


5人の高校生の実験講座最終回(11回シリーズ終了)・2時間
偏光(工作)ー200(カッコ内の数字は東京書籍教科書のページ)
電気クラゲ(工作)ー239
静電気の正体プラスマイナス-238
雷-236
静電誘導ー261
誘電分極ー265
クーロンから電界電気力線ー239.246
バンデグラーフ源内百人脅
電位Vテスターー252
電圧とLED手回し発電
静電遮蔽ー263
コンデンサーと容量ー266
静電エネルギーー272
--------------------------------------------------
●偏光
偏光フィルムを二枚使って明暗チェック。
そのあと2個の紙コップに偏光フィルムを張り付け
henkosakurajima 027

一個の偏光フィルムにセロテープを貼って
セロテープの透過光が偏向してきれいな色になるのを観察

●静電気のプラスとマイナス
モノとモノがこすれあって電気が生じます。
スチ球をスチコップ内でフリフリして静電気発生。
statik 019

電子が多くなったマイナス、過剰になったプラスを
チェッカーで測ります。
20141173

赤が点灯すると+、青が点灯すると-

20141174

●電気クラゲ製作

statik 028
雷の特性を交えながら、電気クラゲの
細く広がった”足”に同種の電気がたまってお互い反発しあって
空中に浮かび上がります。


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うまくクラゲが空中浮遊しました。

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●静電誘導
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空き缶が静電気によって床や机の上を
ころころと回転しながら静電気についてきます。
金属内の電子の動きが見えますか?

●誘電分極
同じような現象だけど金属で起こる現象じゃない。
自由電子がない水が静電気で引っ張られるのです。
55e3bfc7-s
水分子が分極しているのがその原因です。

●平賀源内エレキテル
statik 005
源内と同じ仕組みで静電気をプラスマイナス両極に
うまく仕分ける仕組み(金属ノコギリ刃)で
両端に高電圧を作り出すと、
”百人脅し”が実現します。
IMG_4205
人数が5人なので簡単に手をつないだ生徒たちの間に電気が流れ
平手と指先の離れた隙間に放電が起こって「いたっ!」

●電気力戦と電界
静電気のプラスとマイナスの間は電気によってゆがんだ空間があります。
磁石のように磁力線と同じ考えで電気力線があります。
電気力線の粗密によって電気の強さを表現できます。

●平行版コンデンサー
電気をためるモノをコンデンサーといいます。
金属板二枚を並べれば出来上がりです。
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縦45cm横35cmの金属板二枚の間に紙を一枚挟んで
平行版コンデンサー出来上がり。
どうすれば電気容量が増えるのかな?
面積?極板間距離?そして誘電体!
そこで、このでかい平行版コンデンサーを
小さく使いやすいものにしたい!
それがコレ!
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中身を見ると
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本体の巻物をほぐしていくと
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C=εS/d



●コンデンサーに電気をためる使う
各人テスターをもって、手回し発電機による直流電圧を測定。
その発電機でコンデンサー(1Fと10F)に電気をためて
電球、LEDを点灯させてみた。
充電の初めはしっかりとした手ごたえがあって
電気がたまると軽くなった。


以上2時間

●円運動・慣性の力
●光の直進性
●丸虹観察
●回折格子メガネ工作
●連続スペクトル
(マッチ・ローソク・白熱電球)
●LRD各種スペクトル
●線スペクトル
(省エネ電球・Na・Hg・Cd電球)
●屈折・反射・全反射
●凸レンズと凹レンズ倒立実像と公式検証
●RGBと1ビットi
以上2時間
---------------------------------------------------------
大きな丸虹
半径25cmの丸虹を観察しました。
きれいな円形、外周は赤色でした。

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光の直進性
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光の回折
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ローソクの光
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水銀灯
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ナトリウムランプ
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光の屈折・全反射


光ファイバーの全反射


レンズの実像を紙の上に捕らえました。
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レンズにローソクを近づけて大きな実像
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凹面鏡の実像も紙の上に捕らえることができました。
火のついてるローソクの手前に凹面鏡がある。
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等速円運動
加速度と遠心力を観察しました。


1本と3本のレーザーが放出できる実験装置を使います。
市販されている半導体レーザーを三本並べて
光を出すとそれぞれの光軸がばらばらのため
レーザー光が一直線状にうまく揃ってくれません。

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遠くの壁に一直線を引いておいて
三個のレーザー光線がうまくその直線状に
並ぶよう微妙な高さや向きを調整して
固定するのです。

これは水槽内でレンズの光路を
明確にするための道具として使います。
水槽内にこのレーザー光を入れると
光路は見えません!
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空気の中の光路と同じ横から光路は見えません
今回は数滴の牛乳を落としてやるのです。
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凸レンズや凹面鏡の焦点がよくわかります。
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焦点距離が少し長いと
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凹面鏡の焦点
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そして凸レンズの公式
1/a+1/b=1/fの公式を検証する実験
高校生数名が10チーム以上を作って
凸レンズの実像をとらえて、距離aとbを測定。
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次は凹面鏡の実像も上手にとらえることができました。
(この写真の凹面鏡は医者用の額帯鏡を使用)
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きれいなローソクの炎です。
13563

この実験から実像と虚像の違いが認識できたかな?

光の三原色実験機を使って学びました。
四本足RGBLEDを使った回路です。
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スイッチが三個あって、
赤・緑・青の三つの色を組み合わせて
いろいろな色の光を作り出します。
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何通りの色ができるのか数えよう!
すべての班が7通りの答えました。
そうなんですがね、実はすべての光を出さない真っ暗も1通りと
してカウントするんですね。

そこで一つのスイッチを1ビットと考えるのです。
すると2×2×2=8となって、これが答えなんですね。


授業のスタートは緑色レーザーで
光の直進性を体感!
まっすぐ進むレーザーは教室の前から発出して
教室の後ろに緑のスポットができて
直進してることがうかがい知れる。

光は横から光路を見ることができないのです。
全員紙を筒にして、光の光路上で筒をフリフリすると
「見えた見えた」
「おもしろーい」
次は光路上にチョークの粉を撒いて
さらに今日使うフィルム回折格子をレーザーに当てて
光が回折することを確認しました。



昨日製作したメガネの型にフィルム回折格子を貼り付け
出来上がった回折格子メガネ(ハッピーメガネ)を全員着用して
マッチの火を見ると全員「おー」という声
続いてローソクの炎「すごい」
さらに電球の光

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連続スペクトルを観察しました。
LED 各種の光も観察

虫の好きな電球、虫があまり寄ってこない電球
さてどちら?
happyaikawa16 005s
高校生も意外とわからない子が!
上の電球とこの明るい橙色球を比べて?

そうなんですね。
スペクトルで調べてみるとこの橙電球には
紫色が抜けていることが分かりますね。
虫は紫色の光が大好きなのです。

続いてネオンサインのスペクトルへ
よーくスペクトルを観察すると
端の方に濃い線が数本並んでることが分かります。
気体を封じ込めた管に高電圧をかけて発光させているのです。

原子分子の軌道の励起状態から生じる光がこの線スペクトル
早速いろいろな光を見ることにしました。









以上 1時間

高校物理の教科書に虹の仕組みや
虹ビーズを使った実験が紹介されている。(啓林館)
高校生に是非見せたい実験なので、
実験助手さんと一緒に、
③ガラスビーズケント社製品

購入した虹ビーズを使って、
工作用紙の裏を墨汁で黒くして、スプレー糊をかけて
その上に虹ビーズをこぼすようにして貼り付けて、
虹実験器の完成
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1クラス40人に5WのLEDを渡して、
虹の形と一番外側の色を確認してもらいました。
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全員もれなく虹がまん丸であること、
虹の一番そと側には赤色があることを確認しました。
次に傘を使った虹模型を示しながら
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地上から見る虹が半円(あるいは1/3~1/4など)に
なることを説明しました。
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過去に撮影した虹写真を数枚
●午前8時久居市での虹
●午後二時亀山市での虹
●庭で丸虹虹を作った写真夕方4時
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教科書を読み進み、光が雨粒に屈折して入り
雨粒内で全反射して再び屈折して外に出ると
虹ができることを学びました。

虹ビーズを野外に持ち出して、太陽光をあてるとまん丸虹ができました。
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(教科書に示されている実験を追実験しました)
このあと次回実験光のスペクトル実験のためメガネの型を作りました。

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特別支援学校・きらら学園高等部で「色の変化をたのしもう」講座・2時間
企画は4つ
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1.ムラサキキャベツの色変化
10日前から予備実験して準備万端!と思いきや
前日ムラサキキャベツの煮汁液が変色してるのに気づいて、
急遽本番前日にムラサキキャベツを買い入れて煮汁をとる作業に・・!
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ざっくり切ってお鍋に
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お水を入れて40分以上煮ます
キャベツの色が抜けて
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さらに白くなって

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色は白くなったが、キャベツの甘いにおいで食べればおいしい
こんなにきれいな紫色の液がゲットできました。
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くだものなど生活用品も含めていろいろな物質を用意しました。
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1.ムラサキキャベツの色変化
白い紙を用意して右端にサン(酸)、左端にアルカリと大文字を描いてスタート
アルカリ(水酸化ナトリウム)・酸(希塩酸)だけは
瓶がひっくり返っても大丈夫なように蓋つきのものにしました。
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トマト、ミカン、せっけん、チョークの粉、パイナップル
胃薬(炭酸水素ナトリウム)、柿、レモン、台所洗剤、お酢・・
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次々と変化する色を同色順に並べていきました。
素晴らしい色のグラデーションが出来上がり、
その前で記念撮影してもらいました。

2.水性マーカーの色の分解
細長いろ紙の上端にマーカーで色を付け、ろ紙の最下端にも色を付けます。
そのろ紙の下を水に浸すと、いろんな色があらわれて
一色だと思っていたマーカーの色には他の色が混ざっていることが分かります。

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中には色が分けられず一色のモノもあります
新聞紙の上でろ紙を乾かして、工作用紙に貼り付けました。
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3.茶色の液体が鮮やかな色の液にヘンシーン!
前もって絵の具で水に色を付けておきます。
実験の前にイソジンを色水のコップに注いて、鮮やかな色を隠します。
子ども達に市販されているビタミンC一袋を配布して
コップに一匙入れてかき混ぜます。

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一種のマジックショーですが、イソジンのヨウ素化合物がビタミンCで
還元されてイソジンの茶色が消えて透明になり、元の鮮やかな色水が現れます。

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4.三種色セロファンメガネで文字が消える?
最後の実験は赤・青・黄色の三色セロファンメガネを作りました。

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色セロファンメガネで、絵本の絵を見たり周りの景色を見たりして
色の変化を楽しみました。

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三重県熊野新鹿小学校での講座でした。
小さな美しい湾を見下ろす高台にある、全校26名の小さな小学校です。

12623
1-6年生全員が体育館に集まって
1.空気の味? 空気の色? 空気の臭い?そして
空気を捕まえて?
すぐ手が上がってビニール袋で捕まえてもらいました。
空気の重さは?
多くの子が0g、いやちょっと重さあるのかな?が若干名
自転車の空気入れで重さ(質量)を測りました。
118g? いや缶の重さも一緒だ!空気を缶から追い出して
測ってみたら117g あっちょっとだけ空気の重さあるんだ

2.全員がフーセンを膨らませて空気中に放ちます。
ひゅるひゅる--と素早く飛んでいくフーセン!
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くうきに重さがあるから飛んでいくね

3.ヘアードライヤとブロアーを使ってフーセンやボールを浮かす
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さらにレコード板の上にフーセンを載せて
一挙に床に落とす実験
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4。三か所で熱気球実験
ガスコンロの上にビニール袋を置いて
暖かい空気を袋に送り込む。 あ!浮いた浮いた!
高く体育館の天井まで上がりました。
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5.ふいごの紹介

全部で四つの「弁」があってね
弁は空気を一方通行にしちゃう道具なんだけど
これで空気を一か所に集める装置なんだね。
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6.ゴミ箱で作ったエアーバズーカの紹介
すごい勢いで空気が飛んでくるね!
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7.灯油缶空気砲とダンボール空気砲の紹介
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8.いよいよ全員でダンボール空気砲の製作へ
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カッターナイフやダンボールノコギリを使って
空気の出口を丸や三角や四角にしてもらって
煙をスモークマシンで一人一人に分配して
空気を打ち出してもらいました。
三角や四角でも出てきた煙はだんだん丸になって飛んでいくことを確認したり
出てきた空気をペットボトル風車(LED付き)に
ポンポンと連続してあてて、LEDが点灯するのを楽しみました。
----発電機は「夢風車」で販売されている発電装置----
子ども達は「風力発電や!」といって
体育館を全速力で駆けていました。

9.いよいよ巨大空気砲の実験へ
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天井に浮いたたくさんのドーナツ型煙の輪
わー!キャー!と
しばし空気砲をたのしみました。
------------------------------------
感想文
●空気に重さがあるのも驚いたけど、あの巨大空気砲も
すごく面白いしすごいと思いました。
●エアーバズーカが楽しかったです。
ダンボール空気砲がむつかしかったです。
三角形の出口を作ったけどマルになるとは思いませんでした。
LED付き風車がおもしろかったです。
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●出口をいろんなかたちにしてもまるになるのがふしぎでした。
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●最初の話はむつかしかったけどだんだんとわかってきました。
ふうせんをドライアーで浮かせたり、落としたりして楽しかったです。
ダンボールで空気砲を作って、難しかったけど、作れました。
巨大空気砲は迫力がありました。
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●空気砲はすごい風が来てすごかったです。
●ダンボールだけで大きな空気砲をつくれたし、
あんなに早くできるなんて知りませんでした。
●空気のことを知れてよかったです。
熱気球がちょっと熱かったけど、
手をはなしたら天井まで行かなかったけど
上まで上がってくれてよかったです。
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●エアーバズーカがおもしろかったです。
ダンボール空気砲を強くたたくと早く飛び出ました。
●巨大空気砲がすごいなーと思いました。
なぜかというと煙が大きくてすごいなーと思いました。
火でゴミ袋を浮かすのがなんでかなーと思いました。
●ふうせんロケットが飛んでったのが楽しかったです。
●ドライヤーでふうせんを浮かせたのがすごかったです。
●さいごのきょだいくうきほうがすごいきれいだったし
ふしぎでした。
ふうせんをとばしたのがたのしかったです。
空気のことをもっとしりたくなりました。
●くうきをつかったらいろいろなことができることがはじめてわかりました。
くうきにはおもさがあることがわかりました。
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(缶に自転車用空気入れでくうきを入れて重さを測る実験)
●空気砲から出るドーナツみたいな真ん中が穴が開いてるやつが
きれいだなと思いました。
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---------------------------------
担当先生の感想
●子どもたちに分かりやすく空気の話をしてくれたので
低学年の子も興味を持ち話が聞けていました。
●子どもたちが興味をもてるようにいろいろな実験道具を
用意してくれていました。
空気という目に見えないものをテーマにしていましたが、
わかりやすく説明してくれてよかったです。
●巨大空気砲はインパクトが大で、子供たちの印象に残ったと思います。
●みんなが体験(触ったり、作ったりやってみたり)できるものが
たくさんあってよかったです。
●体験できるところや自分たちでやってみるところがよかったです。
テンポよく、また子供たちが触ってみたくなるようなところが
よかったです。
●初めて知ることにとても興味をもって話を聞いていた。
自分自身がやってみることができ、とてもよかった。
楽しんで科学の不思議を体験していました。
●みんなとても楽しそうでした。面白そうな実験が
盛りだくさんで”やってみたい””自分でやりたい”という気持ちが
あふれていました。
●ワクワクしていました。満足げでした。
●いまからなにをするのだろうとどの体験、話も興味を持って聞いていました。
空気砲ではうまくいかなかった子もあったようですが、
それも含めて楽しそうでした。
子どもが知らないことを知った時の”すごい”という顔を見ることができました。
●空気の学習は4年生でします。
今年度はすでに学習したのですが、
来年度以降学習する際につながっていくと思います。
低学年の子たちも生活や図工で活用できると思います。
●今後4年理科を担当する際、4年理科の学習に今回の体験を生かしていきたい。
低学年ではおもちゃづくりの学習にも役立つと思いました。
●楽しい講座をありがとうございました。
空気の重さを私も測ったことがなかったので面白かったです。


高校40人学級で10種の実験をそろえて
グループでそれぞれ違った実験を一巡する企画。
計2時間

実験書
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●等速円運動実験各種
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●ステッピングモータ

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●ステッピングモータ音楽
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●共振振り子
一番上の棒を手で揺らせます。
速く揺らすと一番上の振り子だけが大きく揺れ
手をゆっくり振ると一番下の振り子だけがおおきく揺れます。
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●建物の共振
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●共振
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●向心力
サーカスで見たことないですか?
巨大金属網の球体の中で
オートバイを運転して
何度も球内を走り回るのを!
この500円玉に働く力を考えてみよう!
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●カップ中の円運動
鉢の中の円運動


●フーセン飛ばし
空気に質量があるので
フーセンから飛び出した空気の反動で
フーセンが逆向きに飛んでいく。
ロケットや爆発の問題など
運動量保存則が成り立つ
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●フーセン浮かし
フーセンの周りの流線が円弧を描くと
流線の曲がりの内側に向かって
力が生じるから
フーセンが流れの中に閉じ込められる
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●フーセン落とし
レコード盤の上にフーセンを載せて自由落下させると
フーセンも一挙に自由落下する
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●ペルチェ冷却・発熱
上面と下面の白いセラミックに挟まれた中に
N型半導体とP型半導体が規則正しく並び
電圧がかけられると
電子の移動が始まり
一面が熱く、もう一面が冷たくなる
各種の冷蔵、温蔵、CPU冷却、レンズの曇り止め
などに利用されている
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●ペルチェ発電
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●沸点下降


●蒸気エンジンと内燃機関模型
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●スターリングエンジン
1.ビー玉スターリングエンジン


2.CD円盤が回転するスターリングエンジン
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2部構成
1.空気の科学
2.液体チッソ実験
-------------------
5年生と4年生計20人を8班に分けて実験
1テーブル2-3人の充実した体験となりました。

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菊の花・ミカン・バナナ・コンニャク・とうふ・トマトを冷やしてみました。

この喧噪!興奮!

古い校門が素晴らしい

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校庭には卒業生が作ったセメントの造形が・・

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感想文
<5年>
●とっても詳しく知れたことは、空気には重さがあること。1Lで1gしかないこと。
液体のように1Lあたり1Kgではなく1gしかないとても軽いものだとわかりました。
次に低い温度でも沸騰することです。その沸騰してる液体にモノを入れると凍ってしまいます。
それをハンマーで割ってみたらモノによって硬さが違うことが分かりました。
ふうせんの場合、割れると思ったので震えましたが、安心しました。体積が小さくなって
元に戻ろうとしtいたので安心しました。
●特に印象に残ったのは、食べ物を液体窒素に入れて凍らす実験です。
始に凍らしたのはコンニャク。普段は柔らかいのに石のように固くなりました。
つぎにとうふを入れました。とうふも石と同じように硬くなりました。
そしてミカンを入れました。そうするとミカンのツブツブごとにバラバラになりました。
最後に入れたバナナも石のようになりました。
●液体窒素は-190°いうことが知れて、ミカンやバナナ、花を凍らせることができました。
そのなかにふうせんを入れたら体積が減ってしぼみ時間がたつと膨らんでくることが分かりました。
テニスボールを入れたら氷のようになり氷のように割れてしまいました。でも時間がたつと柔らかくなることが分かりました。
空気が1Lで1gだったりしました。僕は空気には重さがないと思っていました。
缶の中に空気を詰め込むと少しづつ暖かくなることが分かりました。
●特にすごいなと思ったことは液体窒素を机に少しだけこぼしたことです。
机を流れているときは水のような液体なのに、すぐに白い湯気となって結構すぐに消えてしまうのがスゴイと思いました。
空気に重さがるなんて知りませんでした。くうきに重さがあるのならかなり押しつぶされてるんですね。
●液体窒素はさわったら低温やけどをすると思っていたけど、少しはさわってよいということが分かりました。
空気は圧力で押してくることなどおもしろかったです。
●液体窒素にさわりました。すごく冷たくて水みたいでした。またたまに痛かったです。
なんでも簡単に凍らすことができました。風船は急にしぼんで液体チッソから出すと、どんどんパリパリといいながら形が治っていってすごかったです。

<4年生>
●特に風船がおもしろかったです。ローソクの光が酸素の中で白くなり、二酸化炭素や窒素の中でローソクは消えました。
●空気のことは理科の授業でやっていたが、復習になってよかった。なんで酸素ではローソクが最も得て、二酸化炭素では火が消えるんだろうと思いました。
えきたいちっそを机にまくのが魔法みたいで面白かった。
水分が含まれるたべものは液体窒素の中に入れるとトンカチで割らないとできないなんてどうなってしまうんだろうと思いました。
割れたボールをもらえてうれしかった。
実際にドライアイスを作ってるところをみれてよかった。
●今回の授業で理科の時に使う言葉などがいっぱい知れたのはよかったです。
三人グループ実験だったけどまた三人と出会って授業やりたいと思いました。
●ミカンが凍って粒粒になったのを絶対口に入れたらだめなことが分かってよかった。
●花も固まって握ってみたら痛くってびっくりしました。ドライアイスができて再びとけて気体になるなんてはじめて知りました。
ボールが固まって割れるところがびっくりしました。
ホッカイロをペットボトルに入れて振ったら、ペットボトルがへこんでびっくりしました。
空気を缶の中に入れたら缶が暖かくなってびっくりしました。
●二酸化炭素は火を消すが、酸素は火を増す力があるので火事の原因になることが知れました。
●この空気の中に酸素や二酸化炭素や窒素がいっぱいあることを初めて知りました。
空気を冷やすと減って温めると増えることが分かった。
ドライアイスが二酸化炭素を凍らせるものだと知ってびっくりしました。
●ホッカイロは空気に触れると温まるということは知っていましたが、空気を吸収しているとは知りませんでした。
コップの中に二酸化炭素を入れて火がどうなるか?という実験も楽しかったです。二酸化炭素は火を消すなんて知りませんでした。
●自分の思っていることが違ったり、全然知らないことがいっぱいあったのでびっくりしました。ss案その量を調べる実験装置にすごいなあと思いました。
先生が窒素を机の上にばらまいて、自分の足の上に落ちたけど濡れなかったのでびっくりしました。

●バイメタル・熱膨張



●ペルチェ効果
その一:電圧をかけると片面が熱くなって、もう一つの面が冷たくなる
P型半導体とN型半導体の組み合わせによって生じる現象

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その2
その一の逆で、一面をお湯であたため、もう一面を氷で冷やすと
このペルチェ素子は発電してモータを回転させることができます

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●円運動と向心力


●角速度radとステッピングモータ
プッシュボタンを一回押すと、ステッピングモータが
数rad回転します。
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●ステッピングモータ・モータ音楽





●サーボモータと天狗ロボット



●円錐振り子



●バネの単振動

<



●33.音とうなり(共鳴は終了)

wave 034s


●34.共振振り子
一番上の棒を手で揺らせます。
速く揺らすと一番上の振り子だけが大きく揺れ
手をゆっくり振ると一番下の振り子だけがおおきく揺れます。


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●工作・キャップ笛
10551095

101201s


〇プリント 円運動から単振動作図
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10月少人数物理実験・運動量保存、力積と音と熱
2時間

力積実験
●工作ストロー吹き矢
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反発係数実験
●ボールの反発係数
1mの高さからボールを自由落下させて
床からはね返った高さを求めてルートの値をとると
はね返りの計数になる
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運動量保存則
●10円玉衝突
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●ニュートンのゆりかご


音と耳
●耳年齢


超音波スピーカー
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●沸点下降



●気体の拡散
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●スターリングエンジン


●蒸気エンジン
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子どもさんが50人以上と保護者の方も50人が集まっていただき
「虹とハッピーメガネ」の講座が開催されました。
8225
虹をどんなところでどんな状況で見たことがあるか?の問いに
発言者が続出!
次々と経験が出されました。
虹って子どもたちにとって印象深いのでしょう!
きっと虹を発見したら
家族でいろんな会話がなされていることを感じました。
虹ビーズで虹を観察後
一番外側の色?
虹の形は?
その後本物の虹の虹の形との違いを討論へ
balancer 039
傘虹模型で虹に絶対近づけないこと
虹を人が潜り抜けることができないこと
を説明しました。

8223
親子そろって共同の工作へ
メガネを作りました。
最近低学年だとうまくハサミが使えない子が増えてきているようです。
家庭でハサミを使う工作の機会が減っているのでしょう。

後半の授業は親子そろっての実験。
体育館を真っ暗にして
作ったメガネで光のスペクトルを観察しました。
毎回子どもたちの大歓声が
体育館内に響き渡りました。
8218
ローソクを数本合立てて「クリスマスケーキ」のように
仕立てたとたん大合唱が自然に起こりました。
「ハッピバースデーツーユー♪」いったん終わってから
今月の誕生日を迎える子ども達に立ち上がってもらったら
再び大合唱が!
子ども達の勢いはすごいものでした。
happyaikawa16 005s

昆虫の好きな電球実験では
完全に二手に分かれて大論争に!
なかなか面白い論争でした。

RGBの実験器から
最後は保護者から記念撮影会
メガネをかけてる子どもたちに
保護者の携帯からのストロボが
空から降り注ぐ虹の雨のように見えて
最後の大歓声が!
8220
終わりに質問が
「光に温度はあるのですか?」
よく考えてますね!
2時間でした。


7582.ajpg
風光明媚な五ケ所湾、その高台にある南勢小学校
午後から出前講座でした。
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前半空気の科学
空気の色は?
空気の味は?
空気の臭いは?
空気の重さは?
みんなで楽しく討論と実験を織り交ぜて
実検して空気のは体積も重さもあることが判明!
「空気はモノである」

以上1時間、休憩をとって二時間目は
7580a

液体窒素実験
「怖がりすぎないで、正しく恐れる」
液体窒素は少しさわったくらいでは問題が起こらないことを
机の上にこぼした液体窒素をさわってもらってから
実検スタート
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まず菊の花を凍らせて握りつぶすことから
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いろいろな食品をひとつづつ液体窒素の中に入れて
「コンニャク石」
「豆腐石」
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「バナナ石」
みかんは?
「凍ったけど落としたらさわった瞬間パサーッと
粒粒に飛び散っちゃった」
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フーセンを液体窒素の中に入れてぺちゃんこに
空中に戻すと生き物のように元に戻ってきて
教室は騒然!
楽しい後半の1時間でした。
7586


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40人学級を10グループに分けて、11セットの実験工作第2弾。
テーマは運動量・力積・単振動と超音波。

運動量保存則実験・その1
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運動量保存則実験 その2
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運動量保存則その3
気体滑滑運動
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運動量保存則その4
すっ飛び野郎ボール
黄色のスーパーボールから上に行くにしたがって
ボールの質量が小さくなっています。
床面に黄色のボールが落ちるように落下させると
円弧型の金属フレーム内で次々と衝突が起こり
最後の緑の小球が金属フレーム内から飛び出して
天井以上に高く飛びあがる
おもしろい実験器です。
すっとび運動量9s


力積実験 その1 吹き矢工作
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力積実験 その2 バットと金属球衝突時間
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力積実験 その3 金属球と金属球の衝突時間
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反発(はね返り)係数を求める実験
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円運動と単振動 ガリガリ君工作

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単振子の周期
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弦の定常波
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動画


超音波実験 その1
超音波スピーカー
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その2
超音波の定常波
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その3
超音波距離計
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2019-02-11 21.16.52as




少人数の高校生に月一回の実験講座を行っています。
前回弦にできる定常波の作図をおこないましたから、
弦の定常波実験から始めました。
低周波発信機からSIN波を出し、

アンプでスピーカーのコーンを揺らしその揺れをひも(弦)に伝えると、
端まで伝わった波が反射して入射波と反射波が重なり、
全く揺れない節と大きく揺れる腹をもった定常波ができる。
腹が一つの場合を基本振動とすると、腹が2つできて2倍振動、
腹が3つできて3倍振動になる。
スピーカーに入る振動数を増やしていくと腹の数も増えてくる。
スピーカーから出る音の高低からも察することができる。
低周波発信機は秋月電子XR-2206ファンクション・ジェネレーターKITを使用。
ストロボはCQ出版「LEDで作る知る光の世界」p135舘伸幸氏回路図より製作。

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定常波は進まない波と言われるので「進む波」ってどんなもの?と問いかけて

●自作すだれ式ウエーブ実験機を出して涼む波を
wave 045s

●工作「怪獣の声」(紙コップと松やにで音を出し共鳴させる)
2019-11-29 21.41.36

●音叉
wave 034s

●共鳴音叉
●共振
●ストロー笛と気柱の共鳴
009

●音の高低
●中華鍋音量測定
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●単振動
●単振り子の周期
●円運動と単振動
●ラジアン単位
など2時間




5月にモンキーハンティングなど運動の実験をやってから2度目の生徒実験。
8月末から始まった高校の授業。
いつも40人の多人数での実験なので、休み期間から実験準備を始めて、
10種以上の実験(力学的エネルギー保存則と波実験)を
物理室すべてのテーブル(黒板にも)に並べて、
4人で一組として各テーブルを
順次自分たちグループで回って実験することにした。
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前もって簡単な注意事項を述べ、
各テーブルには実験の操作方法と実験の趣旨を書いた紙を置いて自由にしてもらった。
高校生はこの自由さを十分満喫して実験を楽しんでくれた。
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どこまで役に立つか?
でも自分でやった実験で、興味と関心あるテーマには深い印象をもって学べたと思う。
もう一時間つづきをやるが、いい発言があればうれしいなあ!
4254
この企画、一校当たり2名の実験助手さんが配置されており、
準部段階から本番までお助けをいただきました。
感謝です。
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実施した実験
1.5段宙返りからくり人形
2.共振振り子
3.動滑車(一個と二個の場合)の仕事量
4.ウエーブマシンによる波諸実験
5.音の大小をデジタル表示(バーグラフメーターによる中華鍋LED表示)
6.連球
7.音の高低と耳年齢実験
8.音叉による気柱共鳴とスピーカー音の気柱共鳴
9.お楽しみデジタル映像の仕組み
10.バネ各種と弾性エネルギーと縦波横波
11.ボーリング球の単振子よりエネルギー保存則と振り子の周期
12.ジャッキで軽々人間を持ち上げる実験からネジは坂道と仕事の原理
13.位置エネルギーから運動エネルギーの変化、斜面から飛び出した鉄球
14.マグデブルグの半球と大気圧実験ゴム板と吸盤
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以上各種取り混ぜた実験だが一応前期に学んだ内容






一辺Lの正方形板の重心は対角線の交点にあるから
その点を針一本で支えることができる。
正方形からたてよこ三等分した一部の正方形(元の正方形の1/9の面性に相当)を切り取る。

一部を切り取られた板の新しい重心を求めるには、
板を横から見て一本の棒に見立てて計算すると便利だ。
元の正方形の重力Wを下向きの力に、
1/9面積だけ切り取った重力1/9Wの力を上向きにして、
元の重心O点の周りのモーメントのつり合いの式を立てて計算すると、
点Oから右へ1/24Lだけ移動した点に新たな重心ができる。
この場合L=24㎝とすると、
切り取られた新たな板の重心は点Oから右へ1㎝ずれている。
そこを針一本で支えることができる。


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車のタイヤ交換時に使うジャッキを2台用意しました。
ジャッキの上に板を載せてその上に体重60kgの人が乗ります。
ジャッキのハンドルをくるくる回転させると
ジャッキの中央に横向きになっている長いネジが回転します。
回転するにしたがって、ジャッキが少しづつ上昇します。
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重い人が板の上に載っていますから
板がアンバランスにならないように
板の上に水準器を置いてバランスに注意します。
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板の上にいる人は壁をもって倒れないようにしています。
ジャッキの回転棒はとっても簡単に小さな力で回転します。
ゆっくりですが徐々に板の上の人は上に上がっていくのが感じられます。
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ジャッキの中に横向きにあるネジの間隔が狭くなっていくのが見てとれます。
ジャッキの背が高くなっていき、乗ってる人は徐々に上昇します。
上の写真のようにジャッキのネジは、黄色の斜面を右の丸棒に巻き付けたものです。
黄色い斜面の上を1-2-3-4-と斜面を上がっていくことは
ネジ山を一つ一つ超えていくことになります。

ピラミッドを作るとき斜面という道具を使って重い石を上に上げたと言われます。
斜面は力を分解する(石の重力を小さくする)道具です。
道具を使って力で得をしても距離で損をして仕事量は変わりません。

しかしとっても重いものをこのジャッキを使えば軽々と持ち上げられます。
でもクルクルと何回転もネジを回して、(距離を多くして)
ゆっくり徐々に重いものを持ち上げることができます。




●サッカーや野球場でのウエーブ
競技場での「ウエーブ」を知ってる子が半分。
早速教室に縦一列に並んでウエーブの実践。
左端が波の発生する元だから、左隣のした動作を1秒遅れでマネするんだよ。
少ない人数ながらもきれいにウエーブができました。
ほら外から見るとウエーブ=波が左から右に動くように見えても
波を作るあなたたちは(媒質)は自分が最初に与えられた場所から動いていないね。

●波のy-xグラフの作図
一番左の物質が0.4秒間で一回転の上下運動し続けます。
その振動状態が右へ0.1秒で2cm移動していきます。
プリントの指示通り作図してね

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●波の重ね合わせの原理を使って合成波の作図
左から実線の波が、同様に右から破線の同じ波形の波がやってきて
いまちょうど中央で出会ったところです。
それぞれの波が左右に進んで二つの波が重なってできた波形を
赤線で書いてみてください。
00.25秒後や0.75秒後もあって作業は面倒だけど理系希望の諸君頑張ってね。
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●定常波の作図
上の作図でかけた赤の波形を
用意した次のトレース紙に写し取ってください。
媒質場大きく揺れる場所と全く揺れない場所ができてくるから
注意しながら写し取ります。

定常波のできる仕組みがうまく理解できたと思います。
次回講座はこの実験からスタートの予定です。

木製の木枠と日曜大工道具店で購入した滑車を3セット用意組み立てました。
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●定滑車
木枠に固定されている滑車だから「定滑車」です。
定滑車を使う便利さは?
モノを引き上げる力には変わりないね。
でも力の向きが変わってる。
昔の井戸から水をくみ上げる場合、滑車がないと井戸をのぞき込むようにして
水を引き上げなきゃならないが、
定滑車を通すとひもを下向きに引っ張ればいいし、その時
自分の体重をかけやすいから便利だね

●動滑車1個
動滑車は便利だと知ってるけどどのように使ったらいいか?やってみて!
最初動滑車にロープをかけてみるが、
どのようにロープをセットしていいのかわからなかった。
(実際やってみると些細なところで躓いてしまう)
1.まず滑車の下におもりをつるす
2.動滑車にロープをかけて
3.ロープの一端を木枠の柱上部に括り付けて
4.もう一端のロープを定滑車を経て引っ張る
おお!これでできた!

●動滑車2個
次は動滑車二個をセットしたものを手渡して
動滑車二個のセットをトライしてもらった。
ロープの端を括り付けて、動滑車の下におもりをつけて、
定滑車二個をうまく活用して完成!



圧力を見て考えられる工夫をしてみました。
力はベクトル=矢印で表現できるから
先を赤く塗った爪楊枝で表現します。
用意した物体(スポンジ)の重力は9.0N(ニュートン)
物体の表面積が9.0㎡とします。
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すると1.0㎡あたりの力は1.0Nとなります。
これが圧力です。(圧力P=1.0N/㎡)
横から見ると
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下面を見ると
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物体全体の重力9.0Nは、物体の重心にあると見れるので、
上の正方形の対角線の交点が重心です。
力学を扱うとき、重心にある9.0Nを考えれば
物体全体を考えたことになるのです。

質問:じゃなぜ圧力が必要なのでしょうか?考えてみましょう!

空気や液体(水)の場合レンガのように切り取って考えることがむつかしいのです。
空気の場合は大気圧、水の場合は水圧として、圧力で提示されます。
それが大変便利なのです。

水中(空気中)にあるS㎡の物体の表面にのしかかってくる力は
F=P×S (F:力 P:圧力 S:物体の表面積)で
簡単に求めることができるからです。


●シューティングゲームでたくさん遊び楽しみました。
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手前の銃(100均)の引き金を引くと、
その瞬間天井にセットされたピンクボールが落下します。(舘伸幸氏製作)
7人の子どもがカンを頼りに一発ずつ弾を発射しましたが
繰り返し射撃するのを確かめながら、かろうじて最後の一人だけが命中。

もともとこの実験器は「モンキーハンティング」
銃口がボールの方向を向いていれば弾は必ずボールに当たる

子ども達にはむつかしい理論は話さないで、
銃口から出る赤色レーザーがボールに当たっていれば必ず命中する旨
伝えてシューティングを再挑戦

すると6人が完全に命中!
「あたった、あたった」
「やったー命中だー」と大興奮!

きっと高校生になればこの実験を思い出すことでしょう。

●水に親しみ水を学ぶ1--表面張力
一人10個の1円玉を手渡して、コップに1円玉を浮かせてもらいました。
だんだん上手になって
「やったー7個」
「いやおれは8個」
ついに
「10個も浮いたー」
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浮いたコップにせっけん液を一滴たらすと
「わー、しずんだよー」
せっけん液が水より表面張力が小さいことをお話しして

●水に親しみ水を学ぶ2---せっけん液の幕をたのしむ
せっけん液に正四面体や正六面体を渡して、幕を作ってもらった。
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出来上がった膜の美しさに子どもたちは大感動
次々といろんな形をたのしみました。
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「めっちゃ面白い」
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●水に親しみ水を学ぶ3---大気圧
水をコップに入れて紙で蓋してさかさまにできるかな?
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「それってやったことある」
「できたー、水をコップの1/3にしてみた」
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「アー漏れてきた、でもまだ落ちない」
「紙の形を変えてみたよ」
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大気圧の存在をお話しして

●大気圧にびっくり2--大気圧のすごい力
柔らかゴム板にフックがついていて
平らな床に置くだけで大気圧の力を実感できます。
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「めっちゃくっついてる」
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「思い切り引っ張ってもとれない」
「ちょっとずらすとかんたんにとれるよ」
赤い吸盤でも試してみた
1平方センチに1kgの力になるからね
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●大気圧で食べる3---お菓子・「コンニャク畑」を食べてたのしむ
全員にお菓子・「コンニャク畑」を配布。
上のフィルムをはがして、さかさまにしてもコンニャクは落ちてこない。
針を用意して穴をあけ、
「あれまだおちないかな」
二つ目の穴をあけたらするりとコンニャクが落ちてきて
口に中に含んで、夏の暑さをしばしの涼で楽しみました。
小さな穴から空気が入ると大気圧ができるんだね

●大気圧で工作4---八分盃(サイホン)
お酒のみのお父さんに飲みすぎないようにこのカップ(盃)を用意したらしい。
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曲がるストローを曲げてコップの底にさしこむんだね
お水をドンドン入れていくと
「わー、下から水がこぼれてきた」
どうしてかな?考えよう?

●まさつ実験
●まさつ角(最大静止摩擦係数)の測定
●斜面は力や加速度を分解する
斜面上に加速度計を載せて加速度を測定すると2.0kg/m2g,
8.9の加速度が分解されたのです。
斜面の角度を測ってみると12度。
うまく分解されています。
●便利な道具
大小二種の釘抜を用意して一人ずつ二本の釘を抜いてもらった。
大きな釘抜がとっても楽に釘を抜くことが実感できます。

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次に番線を用意して板に巻き付ける作業を!
専用のレンチを使って材木に番線を巻き付け締め上げていきます。

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絞めあがった番線を切断する作業へ
普通のペンチでは到底刃がたたないのですが、
特殊なペンチで切断すると、いとも簡単に切断できます。

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道具がいかに仕事を楽にしてくれるのかを実感しました。

モーメントを楽しく学ぼうということで
4段のモビールを使った9項目の質問実験でした。
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どこかにおもりをかけると4段のモーメントのどこか(A~D)が崩れます。
さて質問をよく聞いて考えましょう。
(以下動画はすべての質問から一部カットしています)



小学生から高校生まで楽しくバランスを学ぶことができました。

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IMGP9536

IMGP9537
ミッキーをどこかにかけて、まったくバランスが崩れないようにするには?
そうですこの場所しかないかな?
IMGP9540
Cの緑のボールとピンクのスーパーボールのどちらが重いでしょうか?
ためしてみると
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Cのそれぞれの腕の長さから考えるといいですね。
配布した質問プリント。

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七夕の日。
津市立南立誠小学校にて実験工作講座「ハッピーメガネでしあわせになろう」を終了しました。

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暑い体育館に暗幕をしいて、子供たち60人と保護者のかた40人が汗をふきふき参加していただきました。
保護者の方には自由に写真・動画を撮ってもらって構わない旨をお話ししてスタート。
あるお父さんは真剣にまん丸虹の写真を撮って見えました。
虹が半分隠れる理由は?
マッチの火が付いた瞬間「ウオー」と大声が!
一番外側の色は?赤?
いやー!元気いっぱい!
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虫が好きな電球色は?
6年生ですからていねいな内容での発言が頼もしかったです。
最後はメガネをかけた子供たちに向けて、
保護者さん携帯カメラからフラッシュの雨、
メガネをかけた子供っちには輝く七色の星々からの光のシャワーのようで、
七夕の日の実験最後を飾ることができました。
(動画がないので残念)
最後に担任先生から、お庭でまん丸虹を作る実験詳細の質問も受けました。

20140850

1.階段スイッチのおもしろさ
2.小学生に加速度はむつかしいのか?
(加速度計とじゃんけんプログラミング)
3.2フィラメント電球の実験
4.2進数を使ったゲームを考える
5.揚力をコアンダ効果で考える(ベルヌーイは使わない)
6.10円玉の錆取りをいろいろなお酢でトライして考察
-------------------------------------------------
1.3路スイッチと4路スイッチ(竹内)
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階段の上と下にスイッチがついていて、
そのどちらかからでもスイッチのオン・オフができるのは
3路スイッチという回路を設定しています。
これを3-4回以上の階段にも応用できるのです。
それが4路スイッチなのです。
参考:https://hegtel.com/yonro-switch.html

2.小学生に加速度はむつかしいのか?(伊藤仁)
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小学生に加速度計を作って遊びました。
アクセルとブレーキなのでなじみの現象です。
さらに加速度センサーのついているマイクロビットで
じゃんけんゲームを作って遊びました。
参考:http://blog.livedoor.jp/scdaikoku-scdaikoku/archives/52158010.html

3.2フィラメント電球の使いかた(深谷)

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この電球で二極真空管のような実験ができないのか?
ゼネコンでエネルギー消費の実験をしたことがあるが?

4.カードゲームで遊んで二進数を考える(杉本)
青森野呂さん(科学教育協議会)の愛知講演会で紹介されたゲーム
66706
2進数でカードの色を置き換えてみると
その仕組みが見えてくる。
 10進数    2進数     カード
   0     000    無色の猫が2匹(1匹でもよいのだが)
   1     001    青色のライオンと無色ライオン
   2     010    黄色のラクダと無色のラクダ
   3     011    黄色のウサギと青色のウサギ
   4     100    赤色の狐と無色の狐
   5     101    赤色のコアラと青色のコアラ
   6     110    赤色のクジラと黄色のクジラ
   7     111    赤色のダチョウと黄色のダチョウと青色のダチョウ

 操作は、例えば赤色のクジラと黄色のクジラ(6のカード)が出てくるようにしたいなら
 1.よくついて1枚ずつ、赤色の動物が描かれていれば右に、そうでなければ左に重ねていく。
 2.右の山を左の山の上に重ね、青色の動物が描かれていれば右に、そうでなければ左に重ねていく。
 3.右の山を左の山の上に重ね、黄色の動物が描かれていれば右に、そうでなければ左に重ねていく。
すると右の山の最後に、目当ての赤色のクジラと黄色のクジラのカードが出てくる。
どうしてか。操作②の前段で、赤色の動物が描かれたカード4枚が上に来る。それらは後段で右の山には、青色と赤色の動物が描かれたカード2枚が、左の山には赤色と無色の動物が描かれたカードと赤色と黄色のカード(こちらが目当て)が来る。なお前者より後者が下になり、それは後者が操作①で右の山に選ばれ前者は左の山にあったので操作②の後段では後者が下に来ているためである、改めて赤色の4枚の構成を調べてみよう。だから操作③の後段で右の山の最後に目当てのカードが出てくる。ちなみに操作①ろ③の色を黄色、赤色に逆にしても同じ結果になる。
 なお赤色と青色のコアラを目当てにするなら、操作する色の順番を赤色、黄色、青色にするか青色、黄色、赤色にすればよい。また黄色と青色のウサギを目当てにするなら、黄色、赤色、青色にするか青色、赤色、黄色にすればよい。黄色の動物の4枚も、青色の動物4枚も、赤色の動物4枚と似た構成になっていることに注目しよう。
 
5.飛行機の揚力をベルヌーイの定理で説明しないでおこう(伊藤)
空気中では流れが速いところが周囲より気圧が低いということはありません。
「コアンダ現象」というのがあります。
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%80%E5%8A%B9%E6%9E%9C
参考:https://pigeon-poppo.com/lift-theory/

6.10円玉のさびをとる実験(伊藤)
66715

以上


1.真空中の落下
真空ポンプが昭和30年代のもので、
ガラス管の口金が抜け落ちて足りない状態でした。
実験準備中真空ポンプのホースをガラス管の口に
吸いつかせたまま放置したら、ガラス管の中に
ポンプの油が管の中に流入して
管の中の赤い羽根も金属玉も管内は油まみれ。
ホースをはずして、洗剤で何度も洗浄
管内が再び乾燥したので実験再開しました。

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管の口金がないので、ホースをはずす瞬間にゴム栓で管の口を
ゴム栓でふさぐ手法にしました。
「瞬間」といっても必ず空気が少し入ります。
実験は赤い羽根の代わりに綿を、金属はネジを使って実施しました。
一応実験成功としました。
「重いものも軽いものも、真空中では同時に落ちる」
自由落下のポイントが理解できたと思いました。

2.慣性の法則実験
まず机上の摩擦を減らすことです。
穴をあけたキャップをCDに貼り付けて、
キャップの口にゴムフーセンを被せ、
穴から空気ポンプでフーセンに空気を入れて
机の上に置いてそっと押してやるのです。

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空気の流れが机上の摩擦を減らしCDは等速で走ります。
これが慣性です。
CD板上に積み木を載せると

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さらに航続距離が伸びていきます。
走り続けようとする慣性が大きくなるのです。
次に達磨落としで遊びます。
上手にすべての木を取り払い達磨が倒れません。
一貫して動かない達磨は止まったままの慣性です。
慣性とは
「物体は等速で走り続けたり止まったままだったりそんな状態を
きとおす質があるのです」
「その性質は物体の質量が大きいほど質が強いのです」

疑問・質問があったようですが・・・後程授業で!

1.自由落下運動の落下距離で時間を測る
2.モンキーハンティング(2球の空中衝突)
----------------------------------------------------
●真空中の落下実験が装置の不具合でできなかった。

自由落下運動の落下距離はS=1/2gt²であらわせるのですが、
tに0.01秒から0101秒刻みで数値計算します。
それらを細長い30cm長さの紙の端から、計算した距離を
端から順次とっていきます。
t=0.24を代入すると28.224cmとなります。
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この細長い紙を切り取って定規に貼り付けると完成です。
この定規を使ってあなたの反射神経の速さを測定できるのです。
一人が定規の上部をもち、
もう一人(被測定者)が親指と人差し指の間に定規の下部近くにもっていって
定規が不意に落下したのを見て指で定規を挟むと
頭から指先までに走った神経の速さがおよそ測定できるのです。
自由落下運動でも楽しめる実験となります。
多くの子どもの測定結果はv=1m/0.16s=6.25m/s
時速にすると22.5km/hとなるんですね。
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2.モンキーハンティング実験



装置は今回四月になって急遽舘伸幸氏に依頼して、考案・製作していただいたものです。
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100均のおもちゃの鉄砲とピンクのボールが空中で衝突する実験です。 マイコン制御で赤いボタンをひと押しすると、鉄砲の黄色い弾丸(ソフトプラスティック)が飛び出すと同時に、天井からぶら下がっているピンクボール(猿の写真が貼ってある)が落下します(自由落下)。 眼で照準を合わせただけではなかなか空中衝突はむつかしいのですが、 (何人かの人にやってもらった) 鉄砲の上部にセットされている赤色レーザーで照準を合わせると (ボールにレーザーが当たるようにすれば) 必ず自由落下するピンクボールと、放物線運動する黄色の弾丸が空中で衝突するのです。 ----------   製作・考案:舘伸幸----------------
これが100均おもちゃの鉄砲
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発射台を支えるのは100均のブックエンド
鉄砲の上部に赤色レーザーがセットされている


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発射装置の心臓部
赤色LEDの右側のマイコン制御
赤いボタンを押すと、自動で弾丸が発射され、それと同時に天井の磁石が作動して
ピンクのボールが落下します
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教室の数か所、ボールから近いところ・遠く離れたところから
黄色の弾丸を打ち出して命中!」拍手!でした。
5m離れたところからの動画

1.加速度計を作る
2.加速度計を実感
3.マイクロビットでじゃんけんゲーム
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1.空き瓶・ウキ・釣り糸を使って加速度計を作りました。
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Q.加速度が前方に生じたとき、なぜウキが前方に傾くのか?

動画「近鉄特急の加速度の可視化」を見ました。


動画「歩く場合の加速・減速」を見ました

Q2.歩く場合の加速・減速のメカニズムを考えよう
Q3.万歩計の仕組みを考えよう

2.XY両軸方向の加速度計
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X軸Y軸方向に加速度計を立ててみるとおよそg=9.8m/s2
の値を観察できました。
地球の重力加速度が測定できました。
Q4.斜面の重量加速度の変化を見て、その変化を数学的に考えよう

3.マイクロビットでじゃんけんゲーム

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マイクロビットの特徴を説明して
じゃんけんゲームにマイクロビットの中の加速度計を使って
プログラムが作られていることを説明して
Q5.プログラムの中の加速度センサーと乱数をどのように使ったのか説明しよう

じゃんけん大会に臨みました



四人勝ち抜きが最高でした。

動いている運動を分析するのにストロボスコープが使われます。
1.CDコマを自作して
2.コマに書いた絵・デザインをストロボで止めてみる
3.自転車の車輪からジャイロ効果を実感
4.コマ回し大会
以上1時間
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1.CDコマを自作
CD(DVD)に絵や文字を描いて、CDの穴にビー玉をホットボンドで留め
ビー玉の反対側にペットボトルキャップをつけてコマの完成
Q1.なぜコマは一本足で回り続けるのか
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2.ストロボ観察
自作のストロボスコープで回転しているCDコマを観察して、回転するコマを
静止画像や4コマ画像などのようにしてその原因を考えました。


Q2.回転してるコマが止まって見えるのはなぜか?


3.ジャイロ効果体感
Q3.ジャイロ効果の特徴をまとめよう
Q4.ネットからジャイロ効果が使われている場面を調べよう!



4.コマ回し大会
コマ回し大会では回転持続時間が104秒の史上最高記録を更新しました。

以上1時間

再会された子どもアイデア楽工、
今年度から月一回のおもしろサイエンス講座として出発
今回が二回目
テーマは-----------------
1.加速度計を作る
2.加速度センサー利用のじゃんけんゲームであそぶ
3.双子葉植物と単子葉植物
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カラ瓶のふたにエポキシ系接着剤を載せ釣り糸を固定する間に
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接着剤が乾く間にアクセルとブレーキをかんたんに説明しました
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釣り糸にウキをゴムでつけて、バケツの中で瓶を水いっぱいにします
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加速度計の出来上がり

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歩いて加速・減速が交互に来ることを実感してから
校長の車に乗ってアクセル・ブレーキを体感しました。
教室に戻って近鉄特急の動画を見ました。


乗客に安心してもらえるような運転を感じました。
電子工作で作った加速度計を見せてもらって
それを小さくしたセンサーを使ってじゃんけんゲームを手渡され
みんなでじゃんけん大会を楽しく行いました。
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じゃんけんゲームがどのようにできてるのかをプリントで説明を受けて

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最後のテーマへ

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アサガオとトウモロコシの芽を観察・写生して

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植物の幼い葉を学びました。

この間途絶えていたアイデア楽工の講座を再開することとなった。

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小学校低学年のため、講座を三部構成としました。

この度平田町に新たな教室を開いため、お祝いの花が飾られていました。
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1.ガリガリ君工作
材料は、割りばしとつまようじと太めのエナメル線
つまようじやエナメル線を留めるのは接着剤を使わずセロテープで行う作業としました。
本体が出来上がったら、羽根をつくる作業に入った。
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羽根づくりのポンとは
①プラスティックの羽根にする
②穴あけは一穴パンチを使っておこなうと回転が良くなる
子ども達は簡単に仕上げて、
いとも簡単に羽根を左右方向に回転させて「びっくり!すごい!」
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「天才だ!」と大いに褒めたのです。

「どうして電池を使わないのにくるくると回転するのかな?」
「まさつでんき」
「なるほど、割りばしをこすると電気が起きるんだね」
「でもね割りばしってまさつ電気が起きにくいんだね」
............
そこで用意した実験!
上下に運動する黄色のボールは横から見ると
円の運動なんだね。
キット上下に箸が揺れると回転する運動になるのかな?



2.からくり人形
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学研発売「大人の科学」(からくり段返り人形)

床から数えて五段の階段を赤い服を着た人形が回転しながら降りていくのです。
もちろん大人も子供もこの”からくり”に感心して見とれてしまいます。
「どうして人形が電池を使わないのに上から下にうまく下りていくのかな?」
「振動?」
「おもり?」
「じゃ人形の頭をとって中身を見てみよう!」
出てきたのは三顧の金属ボール
「そうだねおもりが中に入っていて、高いところから下に降りていくエネルギーになってるんだね」
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3.お花の観察
用意したお花と顕微鏡(拡大鏡)
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まず拡大鏡の使い方から
「目にレンズをあてて、手で持ったお花をだんだんとレンズに近づけてね」
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さらにWIFImicroscopeを使って花の構造も見てもらいました。
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小4-小6年生20人の参加で講座担当は伊藤さんと竹内さんと桜井さんでした。
まず2個の磁石(フェライト円盤磁石)で

1.磁石あそびをたのしむことから始めます。
くっつきや引き合う磁石の感覚が遊びの中から生まれてきます。

子ども達は遊びの達人です。
●紙の上での磁石の移動や追いかけっこ
●磁石のひっくり返し
●工作用紙をU字形にして表裏から磁石を垂直に立てて左右に繰り返し転がらせる
●円い磁石を横並びにくっつけて、ひとつの磁石をつまんで回転させると
 ”ハンドスピナー”のようにもう1個の磁石がつまんだ磁石の周りを回転する
●磁石で指挟み(落ちないよ」・・・
●丸い磁石を垂直に立てておいて、その周りをもう一個に磁石で回転させると
 立ち上がっていた磁石がコマのようにその場でくるくると回転する

2.磁石にくっつくモノ探しから強力磁石紹介
フェライト磁石より強力な磁石があります。
アルニコ磁石とネオジム磁石の紹介
鈴鹿市はスチール缶とアルミ缶を一緒に廃品として出すことができますが
再利用のためにはこれを分別しなきゃなりません
強力な磁石でうまくこの2種の金属を仕分けすることができるのです

強力磁石でお札が引き寄せられたり
アルミ1円玉が引っ張り上げられたりする実験を紹介
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3.磁石のN極をきめる
方位磁針を使わないで、N極かS極かを自分で決めます。
この実験から磁石のN極がどういう意味を持つのかが分かってきます。
方法は3つ
①磁石舟(磁石をスチロール版にのせて水に浮かべます)
②皿の上でリング磁石をころがす
③配られた2個の磁石の真ん中に釣り糸を挟んで磁石をつるす
(釣り糸が望ましいです。より線(糸)を使うとよじれてしまいます)
④配られたフェライト磁石2個くっつけて廊下でころがす



北の方を向いた磁石面にシールをはってそれを磁石のN極と決めます。
吊り下げてもころがしてもN極は北の方向を向いて止まるのです。
なぜ?
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地球上のどこでやってもN極は北の方を向くんだよね!
キット北の方に引っ張られてるんだ。
地磁気のお話をして
「地球の北・北極の方に磁石のS極があるなんてね」
「地球上すべての空間(世界)は磁石の影響がある空間なんだね」
大昔から旅人も船乗りさんもこれを知っていて北を見定めていたんだね。


4.小さな磁石をくっつけると一本の磁石になる
磁石を半分に割ると2つの磁石になって、単独のN極やS極に名なりません。
そんな実験をたくさんの磁石をくっつけて、
一本の磁石になるという実験から解き明かそうとする実験。




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5.磁石工作「キツツキ君」製作
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6.キツツキの生態クイズ
この地方ではコゲラが観察できますが、アカゲラやアオゲラ
クマゲラはなかなかお目にかかることがありません。
そこでビデオでキツツキの動画を見てから12この質問に答えながら
キツツキを学びます。
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woodpecker

子ども達の感想
●地球と磁石のことが分かりました。キツツキ君を作ってその動きがおもしろかった。
●北極にS極があって南極にN極があることが分かった。磁石をどれだけ細かく割っても
磁石のN極とS極があることもわかった。
N極はどんな状況にあってもN極は北を向き、S極は南を向くことが分かった。
●今日楽しかったことは、キツツキの工作です。
木にとまっているキツツキは作るのがむつかしかったけど
内側の筒をうごかすと、まるで本物みたいに木をつついている様子で
おもしろかったです。
地球自体が磁石だったことを初めて知りました。
●磁石は必ず北を向くことが分かった。地球は磁石だということはわかっていたけど
なんで磁石が北を向くことがわかった。キツツキの仲間は”〇〇ゲラ”ということが分かった。
磁石で沢山の遊びができることが分かった。空気中が磁石になってるなんて知らなかったが、
しれてよかった。キツツキについてくわしく知ることができた。
●キツツキは〇〇ゲラと呼ぶのがわかった。磁石には多くの種類があることが分かった。
ネオジム磁石、アルニコ磁石、フェライト磁石、
お金(コイン)は磁石にくっつかないことがわかった。
●強いネオジム磁石だとくっつかないアルミ一円玉が影響をうけることもびっくりしました。
●電気製品には多くの磁石が使われていることが今日の発見。
日常生活でも磁石が使われてるイヤホン、スマホなどにも磁石が使われてるなんて
はじめて知りました。かんたんにたのしい工作ができてうれしかったです。
ありがとうございました。
●いろんな実験や磁石のことが知れてよかったです。
磁石は身の回りにたくさん使われてることがわかっておもしろかったです。
磁石にもいろいろな種類があることを知りました。
磁石のN極S極を調べる実験が楽しかったです。
キツツキの工作で、こんな磁石の使い方があるのかと驚きました。
キツツキのことをたくさん知れてよかったです。
●一円玉が磁石にくっついてきてびっくりしました。(引っ張られるのですが)
磁石の工作で磁石三個の使い方の発想がスゴイです。

以上

第二回目の講座担当は河原さん
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目標は、空気のいろいろな実験をとおして目に見えない空気の存在
すごい力を発揮する大気圧を実感することです。
●空気の圧力はすごい力
1.空き缶つぶし
2.シートをつかって大気圧を実感
●空気の動きを見てみよう
3.フーセンやボールを浮かばせる
4.フーセンを石やボールのように落とす工夫
5.空気砲を作って空気の塊をしる
●空気を圧縮、膨張、あたため、冷やす
6.熱気球を飛ばす
7.雲を各自でつくる
ーーーーーー

1.空き缶つぶし
空き缶に水を入れてバーナーで熱します。
缶の口から蒸気が立ち上ってくるのを確認して
空き缶に水をかけると
「わーへこんだ」「ぺちゃんこや」

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缶の中の空気が外に逃げて薄くなったから
缶の外の空気の強い力が働いたのかな
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2.シートをつかって大気圧を実感
ちょっと硬めのプラスティックシートに取っ手をつけて
平らな机や薄板に押し付けると
「えッ、くっついてとれへん」
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「白板にはめっちゃくっつく」というので皆が白板へ!
プラスティックのシートの下の空気がなくなって
シートの上の空気が強く押してるんだ。
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3.フーセンやボールを浮かばせる
ブロアー(送風機)から風を送っていろいろなボールを
空中にとめる術
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風が真上に吹くところだけじゃなく、
斜めになるところでもボールは落ちてこないね
棒に毛糸を数本つけて、ボールの上の空気の流れと
左右下の空気の流れを見てもらった
「ボールの上だけスゴイ風が流れてる」
「飛行機が落ちてこないのと同じなんだね」
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4.フーセンを石やボールのように落とす工夫
「フーセンを自分の口で膨らませることができるかな?」
みんなよく知っていて、フーセンゴムを手でしごいて
膨らませることができた。多くの子は膨らませ機を使ったが。
先生「このフーセンと机の上に置いた一冊の本で
本とフーセンを同時に落とす方法を探そう」
フーセンの上に本を開いて被せてみるがうまくいかず!
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一人がそのコツを見つけた。
「そうそう!それが正解かな」と先生。
な、なんと!フーセンの下に本を置いて
(本の上にフーセンを置いて)
同時に落とせば、フーセンも本も同時に落ちていく。
「へーなるほど、おもしろいな」「すごいよなあ」
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5.空気砲を作って空気の塊をしる
二人に一つのダンボール箱が配布された。
空気砲を知ってる子と知らない子はほぼ半分。
(意外と知らない、経験してないんだ)
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箱の角はテープで目張り、ダンボール箱の一面を切り取って
用意された丸、三角、四角、細線に切られた板が用意されていて
それを切り取られた箱の一面に押し当てて空気砲を実験。
まずはダンボールからでた空気が風車に風が当たって
「回った回った」
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次は先生からスモークマシンでダンボール箱に煙を詰めて
「いけッ!」・・・
結構速いスピードで煙(空気)の弾丸が飛んでいく。
口を三角、四角にしても、煙(空気)の弾丸はドーナツ形になる。
「ほんまや」
「なんで?」



6.熱気球を飛ばす
ビニールの袋で円筒形をつくり、ガスコンロの上にかざして
熱い空気を袋の中に入れてやるのです。
この時火の炎がビニールにさわると火事になるから
ガスコンロの上に魚焼き器を置いて炎が直接触れないようにするのです。
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7.雲をつくる
炭酸系のペットボトルに空気入れでどんどん空気を入れれいくと
「アッツ」「ホンマあったかくなってる」
そこで線を急に抜いてやると、前もってボトルに入れておいた
水分と線香の煙(雲の核になる)と相まって断熱膨張(急激な気温の低下)
によってボトルの中に雲ができるのです。
そのボトルをあたためると雲が消えるんですよね、ほーら
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この後各自がペットボトルを使って雲を作りました。
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「できたできた、こんなペットボトルでかんたんにくもができるんや」
「わーおもしろいわ」
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感想


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おもしろ自然科学第一回目は「骨ホネ講座」でした。
担当は赤嶺さんです。
個人的に集めた本物の頭骨や骨を実際にさわって、スケッチして
自分たちの体の骨と比べつつ体のつくりを学んでいきました。
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あちこちの机に置かれている頭骨の中で講座が始まりました。
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ワニの頭骨にはみんながびっくり、
牛さんの頭骨も牛肉は食べるが骨を見ることは初めて!
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人間の骨格標本を横目で見ながら、
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サルの背骨の様子や
足指の骨を丁寧に観察して骨の数を数えていきました。
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自分のお気に入りの骨を選んで、じっくりと観察
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そして観察した骨のスケッチを書いていきます。
スケッチすることは観察力をさらに高めることにつながります。
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そして骨と骨とのつながりの理解ができて
自分の体をさわってその骨がどこにあって
どのように動くのかを確かめていくのです。
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手と足の骨は外からさわってわかりやすく
いろいろな動物の骨を比べていくと
大きな共通点を見ることができていきます。
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子ども達の動物に関する知識はなかなかのもので
ほんとうによく動物を知ってる子が大いに発言してくれました。
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最後は動物の足跡クイズでおしまいとなりました。

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