私のまわりにいる大人に「湿度計がお宅に置いてありますか」とたずねると
多くの方が「イヤーないねえ」という答えが多いことがわかりました。
そこで今回の講座は「湿度計を手作りして湿度に関心を持ってもらう作戦」です。
完成作品はこれ
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工作開始 廃材を利用するのですが、幅が少ないので二枚を接着剤でくっつけて幅を確保しました。 IMG_7401
0-3番まで4個の釘穴をドリルであけて
セロファンテープを1cm幅に長さ40cm二本を用意しました。
あと必要なものはストロー二本と両面テープです。 KIMG2535
セロファンテープ青色40cmを両面テープで繋いで80cmの長さにします。
ストローは2cmの長さ4本、残りの一本は16cmに切り先を矢型にします。 KIMG2538
セロファンぼ一端を輪にして、3番の釘に引っ掛けて、
2-1-0番まで引っ張り そこで一旦停止します。
デジタル湿度計がいま70%くらいを示しているので 長いストローが水平近くになるように、
0番の場所で青セロファンの長さを両面テープを使って調節します。 KIMG2540
目盛り版用の紙を色紙などで切り取り、
板に張り付ければ出来上がりです。
KIMG2542
セロファンがいつもピーンと張っているようにするため
ストロー針の先にウエイトとしてクリップを挟みました。
そして湿度のお話へ
「夏に水を道にうって涼しくする理由ってわかるかな」
6年生や4年生が即答します。
「水が蒸気になっていくから」
「蒸気になるときに周りから熱を奪ってく゚から」
そこで「電気がない砂漠で天然のクーラーがあるんだよ」
紹介するよ
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「左のカメに手を突っ込んで、そのあと右のカメに手を入れてみて」
「めっちゃつめたい」
「わー、こんなにちがうんだー」

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「電気がなくてもこのカメを使えば冷たい水がゲットできるねー」
「どうしてこうなるの」
「そーか、周りに水がしみだしてるもんね」
「わかった、水が蒸気になるとき熱をうばうんだ」
「ふつうカメに水を入れておいてどんどん外にしみ出していったらみずがへっていってしまうよね」
「だから釉薬と言ってカメの周りに水が染み出さないようにしてあるんだ」
「右のにカメは土でできたそのままだから、水がどんどん外にしみ出してしまうんだね」
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「カメから出て蒸発していった水はどこに行ったの?」
「空気中」
「そう空気中には水分が浮かんでるんだね」
「空気の中に透明バケツがあると考えればいいかなあ」
「それが湿度」
「%の読み方わかるね」
「パーセント」
黒板のバケツの図から20%--80---100%まで・・・
「バケツにどれくらい入ってるかがわかるね」
「空気の温度があげっていくと、空気中の水蒸気をためる透明バケツの大きさも増えていくんだね」 「その透明バケツにどれくらいの水蒸気が入ってるのかが湿度なんだ」


75分