鈴鹿青少年センター主催の「おもしろ自然科学第三回・虹実験とハッピーメガネ工作実験」は4-6年生21名と保護者の参加で行われました。担当は伊藤仁、サポートは田畑でした。
雨上がりの空に日が差してきて見える美しいものは?虹です。
今までの虹を見た経験をいっぱい出してもらいました。
シャンデリア、鏡の端っこ、自転車の反射板、CDの裏、水をまいたとき、・・
教室内で虹ビーズを使って虹を見ました。

IMG_6674
この実験で虹の形はまん丸で虹の一番外側の色は赤だという認識が全員出来上がり、
今回の講座の基礎的な知識がそろってスタートできました。

IMG_6677
本物の虹は半円だから(円の一部)今回の実験との差異を討論しました。
「地面の下に隠れてる」
「見る位置を変えればまん丸に見える」
「大きすぎるから下の方が見えない」
なかなか高学年ならではの反応でした。
この”傘虹”(写真上)を使って虹の形を学びました。
「工作ハッピーメガネ」
フィル実回折格子を使った眼鏡工作で、メガネにデザインを施すのに夢中になる子もいました。
高学年なので、カッターナイフでメガネの目の部分をくりぬく作業もできました。

IMG_6676

IMG_6679
この後は暗転になって実験が次々と繰り広げられました。
繰り返す実験から次第に
「赤が外側で紫が一番内側にいること」
「メガネの真ん中に見える色は目で見た光の色でその周りに飛び散っている色の光が真ん中の色を作っている色の光」ということがだんだんとわかってきました。
省エネ電球や虫が好きな電球、電圧を上げたり下げたりする電球の色実験から
子供たちの観察が、色の光を別個に考えるように変化していきます。

IMG_6681
光の三原色実験を終えて
最後は全員が記念撮影!
「わーフラッシュが虹色だー」
おしまい 2時間
------------------------------
感想文
〇人工的に虹が作れてびっくりした。
〇プリント「家でまん丸虹を作る実験方法」をもらったので、家でやってみようとおもった。
〇色でもいろいろな色の光が混じってることが分かった。太陽の光のいろんな色が混じってることが分かった。一色の場合もたくさんの色が混じってることもあってびっくりした。
〇メガネ工作も楽しかったけど、虹は水でしか作れないと思ってたけどほかにもいろいろあることが分かった。
〇光はいつも見てるけど、ハッピーメガネを通してみるといろんな色が混じってることがわかって楽しかったです。虫が寄ってこないライトも初めて見たのでびっくりした。
〇メガネをかけてフラッシュを見たのが一番きれいでした。天気の勉強を学校で勉強したけど、虹のことだけ勉強できなかったので驚きました。虹が丸だったことには驚きました。
〇今回の発見は、赤、緑、青でいろんな色が作れることでした。テレビで虫は月と間違えて光に集まってくると聞いたから、紫の色を抜いた黄色の電球に虫が集まってくると思ったんだけど、紫が入ってる電球にむしがよってくることを初めて知った。
〇虹はまるで、半分が地面に隠れていることが分かった。虹が地面に隠れているから上の方から見ると虹が丸に見えることがわかりました。
IMG_6680

〇三色だけでいろいろないろができるからすごいと思いました。虫が紫色が好きだことを知らなかったので驚きました。省エネ電球の色の間に黒い筋が入っていてすごいと思いました。普通の電球と全然違う光り方をしていました。なぜ虹が半分しかないのかがわかってうれしかったです。
〇今年の夏に水着でずぶぬれになりながら(笑)まん丸虹を自分で見たいです。
〇三色の色だけでテレビやスマホの画面ができているんだなと初めて知りました。かがみでも虹を作ることができるんだなと思いました。
〇LEDはいろいろな色がグラデーションになってる感じだったけど、ネオンサインは完全に色がわかれていて、緑や赤がはっきりそこにあるように見えてすごいなと思いました。たった三色でも8色が作れてびっくりしました。
〇いつも虹がきれいだとみていただけど、いつも見てる電球にこんなにいろいろな色があって、いつも見ているところに虹がいっぱいあることに驚きました。私は虹はアーチ形のものと思っていたので、虹はまるいことがわかってびっくりしました。
2015121 047s