表面張力実験って簡単にできて子供たちも大いに楽しめる実験です。
一円玉と洗剤、そして透明コップを用意しました。
「一円玉って水にしずんじゃうのに、浮かせることができるんだな」 2019-07-05 17.56.02
「みんなそれぞチャレンジして」
もう大はしゃぎ、
「わー・・・ちゃん、そーッとしてよー」
「ういたういたー」
「スポイトで少しずつ水を増やしていって、コップから水が盛り上がるまでやってみよう」 2019-07-05 18.00.07
「ほんとだー、水がもり上がってる。
一円玉はすこし下がってる。おもしろーい」
「先生、表面張力っていうんだよね」
「一円玉を次々と浮かべてみようか」 2019-07-05 18.02.23
「八個も浮かばせることができた―」 2019-07-05 18.01.28
「じゃせっけん液を数滴たらすからよーく観ててね」
一円玉が沈んでしまってみんな驚き!!
「さーてどうしてかな?」 表面張力の説明をして、次の実験へ。
つまようじを用意して
「これは水に浮かぶかな」
「どんなことしても浮かぶ」
「木だから浮かぶ」
「つまようじの一つの端にせっけん液をつけて水に浮かべてみて」
「あっ、すこーしはしった」

ここまで1時間

以前鶴田さんが科学サークル大黒屋例会で行われた動画


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化学変化(鉄が酸素とくっつく)で熱の出入りがおこることはもちろんですが、
砂糖や尿素が水に溶ける「溶解」の場合にも熱の出入りがおこります。
砂糖や尿素が水に溶けるとき、砂糖や尿素の分子がばらばらになって水の分子と混ざり合う場合に
周りからエネルギーをもらってばらばらになるために熱の変化が起こります。
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100gの水(約20度)に砂糖を徐々にとかしていきます。
どんどん砂糖は溶けていきます。
(20度で溶解度203.9)
2019-07-05 18.23.24
「あれー温度が少しさがったかな」
各班ともに2-3度下がったようです。
砂糖はどんどん溶けて100gを超えてくると、
コップから溢れそうになって中断。
次は尿素
「先生尿って漢字がついてるから、毒じゃないの、触ってもいいの」
(毒性は弱い)
早速尿素の袋を見せて
2019-07-05 17.35.23
これはやさいにとても大事な肥料って書いてあるんだね。
「白くって、においはないね」
「でもさー、なんだかいやだね」
早速人間の尿がどこでできるのか、何が入ってるのか、
また魚の尿や鳥の尿のちがい等説明しました。
尿素の溶解度が20度Cで208なので、水を50gにして、
徐々にとかしてもらいました。
すぐに大きな反響が
「めっちゃ冷たい」
「さわれんくらい冷たい」
「20度の水が10度、あーどんどん下がって3度になったよ」 2019-07-05 19.01.24
温度が下がって、溶解度が下がるために、
一挙に溶けなくなっていきました。
0.5時間