午前と午後のそれぞれ二時間の講座でした。
まだまだ未学習の内容が多いので、
なるべく子どもたちの常識をベースにして、お話と実験を行いました。
実験室は広く、全部で9テーブルあるので、ひとつは質量測定実験に使い
残りの8テーブル(1テーブル4人)での実験講座でした。
テーマは
1.空気の科学
2.液体窒素で遊んで学ぶ(温度変化とモノ)の
二本立てです。
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1.空気の科学
●空気の味を聞く
●空気を捕まえる実験(空気の体積)
●空気の質量を測る実験(測定結果1Lで1g)
●空気はモノである(体積と質量をもつモノとして空気をとらえる)
●空気中のほかの気体は?
●空気中の酸素量を予想する(最後の実験につなげる)
ここまで1時間、休憩をとる
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2.液体窒素で遊びまなぶ
●液体窒素実験は正しく恐れて冷静に
●まず液体窒素を机の上にこぼして少しさわってもらう
(この程度までなら大丈夫、冷静が大事)
●一人一本の菊の花を液体窒素の中へ
●バナナ、ミカン、トマトを液体窒素の中に
●コンニャク、とうふを液体窒素の中に
●温度が下がるとどう変化するのか確認
●長いフーセンを液体窒素の中に
●空気も温度が下がっていくと小さくなる
●軟式テニスボールを液体窒素の中に
●同じゴムでもカチカチになって割れるゴムがある
●「爆発実験」フィルムケースに入れた液体窒素が気体となってフタが飛ぶ
●水のような「液体窒素」が、空気のような「気体窒素」になると体積が1000倍になる
●気体の二酸化炭素を試験管の中で液体窒素で冷やす
●気体が直接固体になる変わり者の二酸化炭素
●ドライアイスがケーキを冷やすのに使われるわけ
●空気中の酸素量の測定実験(結果22.5%となった)
●酸素内でローソクの炎の変化を見る実験
●空気中の酸素が多かったり少なかったりするとどうなる
終了以上2時間でした。